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リバネスの冊子6月号が発刊。担当した記事やコーナーを紹介!

リバネスでは年に4回、3月・6月・9月・12月に冊子を発刊しています。イラスト等のデザインなど一部は外注しますが、基本的に冊子全体の企画から内容の選定、取材して記事を書いて編集してと自分たちで1冊を作ります。

発刊している冊子は「someone」「incu・be」「教育応援」「人材応援」「研究応援」「創業応援」の計6種類。

応援シリーズの冊子は以下のように担当する事業部がありますが、ライターや編集担当は事業部をまたいで編成されることも普通で、担当しているクライアントやプロジェクト、専門分野、興味・関心、人材育成、などによって決まります。

教育応援 → 教育開発事業部
人材応援 → 人材開発事業部
研究応援 → 研究開発事業部
創業応援 → 創業開発事業部

中高生向けの科学冊子「someone」と大学生・大学院生向けのキャリアマガジン「incu・be」は若手中心で制作。前号まではインターンシップ生といっしょに作っていました。

せっかくなので6月号で私が担当した記事やコーナーを紹介します。ぜひ読んでいただけると嬉しいです。


【someone】研究者に会いに行こう:「→」に秘められた化学の未来

大阪大学の森本祐麻氏を取材。ライターは大阪本社の新入社員。私は編集を担当。めちゃくちゃかっこいい研究者!科学全般への広い関心や異分野の知識を積極的に取り入れる姿勢など、素晴らしい方でした。

今回は金属錯体の反応メカニズム(化学反応式の「→」の部分)の解明に取り組む研究者として取材させていただきました。「生物は化学反応の見本市」といった表現が印象的です。

記事中では森本さんが奈良女子大学の共同研究者らと共に2019年に発表した、鉄四価オキシド錯体の反応過程について世界で初めて直接的な観測に成功した研究を取り上げています。

『someone』 vol. 55
研究者に会いに行こう(P16)
「→」に秘められた化学の未来(大阪大学 森本祐麻 氏)

今号のsomeoneは関西圏の大学研究者・中高生がけっこうとりあげられているので関西の中高生にぜひ手にとってもらいたいですね。大阪本社の人間としては嬉しい限りです!過去号含めてsomeoneのPDFダウンロードは以下のページからできます。


【someone】特集2 暮らしに知性が宿る日

中高生向け研究キャリア入門冊子「someone」vol. 55の特集2「暮らしに知性が宿る日」の企画と記事の執筆・編集を担当しました。

今回は、AI技術が私たちの生活の中により一層浸透し、実装される未来を、中高生の生活の範囲内に落とし込んで発信できないかと思い企画しました。3本の記事で構成され、そのうちライターと編集を1本ずつ担当。

編集長と悩みながらひねり出した特集タイトルが気に入っています。

『someone』 vol. 55
特集2「暮らしに知性が宿る日」(P17~P23)
人の感性と協調したAIが感動を生み出す!?(関西学院大学 長田典子 氏)
「人を知る」が自動運転技術向上のカギ(追手門学院大学 庄野修 氏)
動きにかくれた病気のサインを見逃すな(慶應義塾大学 杉浦裕太 氏)

取り上げた内容や先生方の情報は以下の通り。

someoneのダウンロードは以下のページより。


【教育応援】連載①これからの社会で本当に活躍できるAI人材とは?

追手門学院大学が心理学部内に2021年4月から「人工知能・認知科学専攻」という新たな専攻を設置。これに合わせてスタートした全3回の連載企画の初回記事です。今回はこの新専攻設置の立役者でもある追手門学院大学 名誉教授の乾先生を取材。

文系総合大学である追手門学院大学がなぜ理系の専攻を設置したのか?その経緯や大学が考えるこれから必要とされるAI人材についてお話を伺いました。

『教育応援』 vol.50 
連載①これからの社会で本当に活躍できるAI人材とは?(P14)
文理融合でAI技術を社会に活かす人材を育てる(追手門学院大学 乾敏郎 氏)

そして追手門学院大学は中高生のための学会「サイエンスキャッスル」に大学パートナーとしても参画することになりました。AIや心理学に興味のある中高生や、AI研究やってます!な中高生はぜひサイエンスキャッスルにご参加ください。

過去号を含む教育応援のPDFダウンロードは以下のWebページにて。


【人材応援】第3回 Startup Creative Lab セミナー ダイジェスト「僕らはこうして仲間を作ってきた −ベンチャー流の人材採用、育成とは−」

2021年2月24日に行った第3回 Startup Creative Lab セミナーのダイジェスト記事。Webでも公開はしていたのですが、改めて冊子記事としてまとめました。

研究開発や事業が発展して創業期からどんどんフェーズが変わっていくベンチャー企業はどうやって仲間を集めているのか?3名のベンチャー経営者より、ベンチャーならではの人材の見極め方や育成の方法が語られています。

横に座る」は試してみたい!

『人材応援』 vol. 17
第3回 Startup Creative Lab セミナー ダイジェスト
僕らはこうして仲間を作ってきた −ベンチャー流の人材採用、育成とは−

人材応援のPDFダウンロードは以下のWebページから。

そして今号の「人材応援」には新たな人材育成の取り組みについて掲載されていますので少し紹介。


課題発掘型人材を育成する『JRE STATION カレッジ』

リバネスが5月に開校したリバネスユニバーシティーに関連させて、JR東日本とリバネスが提携して取り組む課題発掘型人材の育成の場として『JRE STATION カレッジ』のプレ開校を9月に予定しています。

その経緯が語られた超異分野学会本大会のセッション『サステナブルビジネス-「持続可能性」で判断し行動する人を創る』のダイジェスト記事が掲載されています。

新しい「駅」の役割に関する議論はとても興味深いです。サステナブルビジネスを当たり前に実行する世の中になるために必要なことは何か、世代ごとの特徴や、持続可能な社会を作るために必要な学びの場について語られています。

『人材応援』vol.17
特集1 「地球貢献が当たり前になる研究者と組織を目指して」
経済の潮目が変わる時、日本企業はどう行動するべきか(P8-10)


若手研究者のキャリアを広げ、自社の価値向上を目指す「池田理化ブリッジフェロー制度」

若手研究者と企業の連携について取り上げるコーナー「Hybridization」では、新たに株式会社池田理化とはじめる「池田理化ブリッジフェロー制度」について紹介。

企業にとっては非研究開発部門が若手研究者の力を借りて研究開発に取り組む機会となり、その際に勤務証明や謝金が提供されることで研究者の新しいキャリアを創ります。また、企業と若手研究者が共同で次世代育成に取り組み、企業にとっての未来の仲間づくりと、共育による若手研究者の成長を目指します。

つい先日に人材開発事業部からサービスリリースも出ています。企業向けに書いてはいますが、若手研究者にも知ってほしい取り組みですね。

『人材応援』vol.17
Hybridization 若手研究者との連携から自社の新たな価値を発見する

非研究開発型企業が若手研究者と始める自社の価値創造
「池田理化ブリッジフェローシップ制度」の挑戦(P26-P28)

そんな人材応援のPDFダウンロードは以下のWebページからお願いします。


中高生と未来を創る研究コーチ活用企業を募集!

企業の研究員が研究コーチとして中高生の研究活動を支援する取り組みを紹介しています。ただの社会貢献活動ではなく、自社が目指すビジョンと同じ方向を向く次世代の研究を支援する中で、企業研究員に自社のビジョンを浸透させる機会を創ります。

未来の仲間を巻き込みながら研究開発部門の人材育成を目指す取り組みを実施する企業の募集ページ(P29)をぜひご覧ください。未来を創るなら、次世代の声を聞き、彼ら彼女らの共感をもった取り組みにしたいですよね。

『人材応援』vol.17
中高生と未来のを作る研究をしませんか?
研究コーチ実施企業募集(P29)


以上、リンクだらけの記事になってしまいましたね(汗)冊子記事を書きっぱなしにならないよう、活用しなければ。

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