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『スポーツと兵法』第2章:自己を高める:1.心構え

この度、電子書籍出版「第3弾」としてタイトルにもある『スポーツと兵法』を2021年11月1日に刊行しました。「はじめに」「第1章 勝利へ向けて」の「1.兵法の活用」「2.情報の大切さ」をnoteにて公開(一部有料)しました。ご覧になられた方は如何だったでしょうか?

スポーツにおいて勝利を得ることもそうですが、健康であろうとする場合も、趣味として親しむ場合も最終的には自己の心身がどういう状態かでその成否、親しみ方が違ってきます。スポーツをたとえばダイエットやトレーニング、自己実現、発信や最近ならユーチューブなどのように手段として使っていくこともあると思います。

いずれにせよまずは「自己」を見直し、自己について深く考えてみるきっかけになればと考えます。そうすればスポーツのみならず何事にも応用が利くものだと思います。ぜひ興味を持ってご覧ください。

ランニング、スポーツに限らず、もちろんアスリートでなくても「兵法」のような考え方、物事に対する視点や意識の持ちよう、「情報」についての取り扱いや意識は日ごろの仕事や生活、人間関係においても非常に役立つものとなります。走遊Labで学んでみませんか?

目次

はじめに
第1章 勝利へ向けて
1.兵法の活用
2.情報の大切さ
3.勝負における駆け引き
4.勝利を引き込む
5.相手を知る

第2章 自己を高める
1.心構え
2.準備段階

おわりに

おまけ
1.ゲームモデル
駅伝・ランニングにおける簡単なゲームモデルを考えてみよう:導入
駅伝・ランニングにおける簡単なゲームモデルを考えてみよう:高校駅伝・東播地区
ゲームモデルを考えてみよう:マラソン編

2.データ収集とその活用方法

3.noteより:駅伝の極意
「そもそも「兵法」って?」
「一気呵成」
「攻撃は最大の防御なり」
「一穴を狙え」
「橋頭保を築く」
「情報精査」
「虚実」
「チームの総合力」


第2章 自己を高める

1.心構え

上下欲を同じくする者は勝つ
(孫子・謀攻篇)

 目的を共有する。人は利害だけで結び付く訳ではないですが、少なくともチームを組んで、特に競技目標や目的を掲げてチームを創り上げる、参加していく場合はその利害がある程度一致していかないと空中分解を起こしやすい。

 何より個人がその組織、チームで活躍したい、良きポジションと環境で取り組んでいきたいと願った時に、この利害関係が調整できていない組織、チームを選ばないのが無難であろうと考えられます。もしくはマネジメントに興味があればそういった利害を定め、調整し、組織、チームの力を高めていく努力が必要ですね。そうすることで個人のパフォーマンスも上げていく環境が創出していけます。

 本来、組織、チームはその個人個人のベストパフォーマンスを上げていく為、個人単独では到底為し得ないであろう目標や目的を組織の力で達っせんが為に必要とされるものですよね。そこを見失い、組織が個人のパワーを奪い、力を活かしきれないことの多いことは至極残念なこと。今一度孫子などに立ち返り、組織の目的や構築の仕方を古から、現在のビジネス理論などからも学び、活かし、個人個人が大いに活躍できる環境へと変革を遂げていって頂きたいものです。
 

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