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連動・内面・感覚と、フォーム構築:ランニング感覚

部位ごとにnoteを書いていますが、時折コラムと言いますか、小話のようなものを挟んでおります。これが結構重要だと思うので欠かさずお読みいただければ!

部位ごとに下肢全体はざっくりと終えました。もちろん、細かいところに行こうと思えば更に細かくやっていけます。ここはさっと解りやすく進みたいところですね。

その部位の鍛え方、役割、ケア方法などを書いてきましたが、基本的には単独で動作、操作は成立しません。以前にも書きましたが、ここでもう一度書きますね。

大腿部を中心に動作をしていると思っても、実際は臀部やハムもそうですし、ふくらはぎにも影響を受けます。特定の部位が良好さを保てていない&弱い部位ならばそこがパフォーマンスの阻害要因となります。

強みを伸ばすことに注力しようという意見はここでは上手くフィットしません。バランス良く鍛え、ケアし、良好な状態を創る&維持することが大切なんですよね。

どうしてもハムが弱い=鍛えようとなりがちですが、その前に使える状態に持っていく→動的ストレッチなどで意識的に伸ばしたり、作動させてみる。

それだけで筋肉痛になる場合もあります。

それにその部位だけを鍛えたいと思っても、上手く意識も出来ていないし、力を加えられない場合、他の筋肉がフォローしたり、適切な動きをせず、少しずらして動きを実現してしまうんですよね。

形だけは出来ているように「見せかけ」その実、全く違う筋肉の動員をしていることもしょっちゅうあります。身体というのは案外たくましく、見た目を誤魔化してしまうんですよね。

ですから優秀なトレーナー、コーチにトレーニング指導やフォームチェックなどを受けると良いんですよね。見た目だけ整えるならAIでも良いですが、内面や発動箇所、感覚まではまだAIには判断、分析が出来ないと思います。

もちろん超高度な機材とAIを組み合わせれば可能かもしれません。ただその恩恵に預かれるのは一部のトップだけだと思います。


どうしてもフォームありきの指導はウケも良いですが、見た目を重視するために走るし、指導を受けるならそれでオーケーですが、パフォーマンス向上、ケガ防止を考えるなら是非そのあたりも踏まえてみてくださいね。

同じように、トレーナー単独ではランニングパフォーマンスと結びつかない倍も多いです。トレーナーとコーチの両方を組み合わせて総合的に取り組みたいところ。特にアスレティックトレーナーとプロのランニングングコーチですね。

アスリート指導、レクチャーを経験し、多様な人を見てきて、かつ知見や感覚が優れ、言語化とフィードバックが出来る人。

要求は非常に多く、高くなりますね。ただそれが自分の身体を動かす上でも必要です。自身の知見や感覚もそうですし、最初に挙げた「単独では動かせない」というのも同じですね。

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