見出し画像

自分の「前提」を他人に押し付けないように気を付けよう

ついつい油断すると自分の感覚や常識はみんなにも通用する気で言動しちゃうし、いつでも共有できてる気になってしまったりしてしまいますよね。後で反省・・・なんてことは経験ありませんか?

それは会社でも地域や仲間、最も身近な家族でさえも「自然と共有出来てる」というのは幻想でしかなくて、1人1人が全く別の存在であるから擦り合わせていくことが大切ですよね。自然に任せるのではなく、努力が必要。

だからコミュニケーションが必要だし、発信が必要になります。

先ずは自分の考えていることや想い、意見、要望や願望をあやふやにせずに言葉にする必要があります。それは活字にする、口頭で伝えるなどがありますよね。

それをせずに力任せに、「阿吽の呼吸」だけで他人を動かそうとすると摩擦が生じるのも必然と言えそうです。ある程度は我慢できても、不満が蓄積しかねない。

そして発信するだけでなく、読み取る努力も必要ですよね。常に自分が「発信側」だと相手がどう想い、考えているかが解ることはない訳で。

一方通行のコミュニケーションは無理が生じますよね。双方向が大事。一億総発信時代と言うフレーズもありましたが、そこには一億総受信もセットでないと上手く行かない。発信が増えれば増えるほど受信も必要になる。

両面から変化を作り出す必要があると思います。発信側の意識だけでなく、受信側の意識の変革、醸成も必要ですね。

ある地域や界隈で発信量が不足しているから、と総量をどんどん増やしても、読むように、読まれるようにしなければ作った片っ端から不良在庫になってしまうだけ。

発信だけを要望して受信を考えなければ循環が成立しません。いつでも発信と受信を往き来でき、実行していく必要があります。

若い頃や組織の黎明期に浮上し、注目される存在になっていく過程では発信が優位かもしれません。リーダーシップを執る際は圧倒的な情報量を伝えていき、誰かに動いてもらうことで組織やコミュニティ、チームは一丸となって突き進める面もあるでしょう。

でもそのフェーズはいつまでも続かない。続けてはいけない。リーダーシップを執って貰えることに馴れ、依存体質になっていくか、いつまでも続く一方的なコミュニケーションに受け手が疲弊するかに繋がっていくと思います。

歴史を学んでいると、そういった事例は幾らでも見えるし、チームマネジメントにおいても課題になりやすい部分ですよね。

1度流れが確固として出来上がってしまうと、それを変えるのはなかなか難しいですよね。だからこそ双方向コミュニケーションの重要性を意識し、日頃から、よほどの緊急時以外は相手の事情を汲み取って言動することを意識の前提に置きたいです。

赤ちゃんの頃は相手のことなんてお構いしない。でも成長する過程で自分の要求だけではいけない、相手と上手く擦り合わせていく必要があることを学んでいきます。

過剰に相手と合わせるような課題はまた別問題で、少なくとも自分の周りが円滑に関係できる言動は身に付けておきたい。自然とスマートに振る舞えるようになりたいものですね。

相手の事情を考えすぎる、共感が深すぎる課題もちらほら見掛けますが、あまりに相手の事情を無視する言動も散見されますよね。

自戒も常にしつつ、活動、生活していきたいものです。

いつもご訪問、お読み頂きありがとうございます。 すき(ハートマーク)を押して頂いたり、コメントやSNS等にシェア、サポート頂けると励みになります。サポート、応援頂いた分は必ず、活動する中でみなさんにお返しして行くことが出来ると思います。今後もお付き合いを宜しくお願い致します。