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丁寧に掘り起こすだけではなく

潮干狩りをしたことはありますか?残念ながら今年は関西方面では貝毒が出ているようで、出来ない地域もありますが。一生に一度もやったことがない人も結構居るでしょうか?

貝を見付ける時のポイントは丁寧に掘り起こすことだと思いますよね?それよりも貝が生息していそうな場所を見付けるほうが重要です。

これはザリガニだろうが、魚だろうが同じで。居ないところには全然居ない。誰かが採った後かもしれないし、元々そこにはあまり居ないのかもしれない。

特に漁師さんは魚群を追いかけて、良き漁場を知り尽くして場所を選びますよね。もしこれから「何か」を探すときには参考にしてみて下さい!良い場所を探しながら、掘り当て、移動し、また掘り当てを繰り返してみるのも手です。


★これってネタ探しなどでも同じだと思うんですよね

丁寧に掘り起こし、良い文章を創ろうと思ってもなかなか上手くいかないことってありますよね。

それって自分の内では発掘可能な漁場ではないのかもしれません。

そこで一生懸命、いくら丁寧に掘り起こし続けても不毛かもしれません。ちょっと漁場を変えて、自分が得意とする場を探した方が沢山良質なものがどんどん掘り当てられるかもしれません。


★アスリートも同じですよね

もちろん全方向で才能を伸ばす、スキルを伸ばす方が良いとは思いますし、強いですよね。ただ伸びやすい能力とスキルには個性さが大きくあります。

いくら他人が伸びやすい能力だからといって、自分も同じように伸びるわけではない。逆に他人が伸びにくいものでも、自分は凄く伸びる面もある。

オールラウンダーに全部トレーニングをやっていくのも良いですが、ある程度のベースが出来たら今度は自分の強みを見つけ、伸ばしていく方を優先するのも良いでしょう。

自分が一番ざくざくと掘り出せる場所はどこにあるのか?そこはしっかりと自分で考え、また指導者やトレーナーとも相談してみましょう。一律的にみなと合わせているだけでは才能は伸びにくいですよ。


★★★

需要があるところを見付けられればビジネスは成功する確率が高い。この発想ですよね。実際に貝や魚、ザリガニを探す時も何時間粘ってもダメなところはダメかと思いきや、ある場所ではもうわらわらと・・・(笑)

夏になってくると子どもたちを連れてみなさんもやっているかもしれません。

同じように読まれる文章とは「読み手が欲しているものを書く」という考え方は鉄則でしょう。漁場と同じで、見に来てくれる可能性は高い。もちろん「自分が書きたいものを書いて、読み手を引っ張ってくる!」という方法もあるでしょう。その場合読み手を探し、誘導してこなければいけません。土壌改良のようなものですよね。

その辺りのバランスは難しいですよね。みんなが「読まれる文章」を目指すと似通ったようなものばかりが誕生する。だから読みても飽きて離れていく。逆に全然馴染みがないところで面白い文章に遭遇しはまる。

そのヒトならではのものがあったりする。だから今までの漁場とは全然異なる場所からヒットが誕生したりする。だとしても、一応こういった「漁場理論/潮干狩り理論」(神屋が命名)のようなものを知っておいても損はないでしょう。何かの参考になれば幸いです。

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