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スポーツガバナンス向上の為に読んでみよう:アカウンティング編

会社組織では「会計」については事業の根幹の一つとして捉えられているのが普通だと思います。ただスポーツチームでは最も重要なのは「勝利」だったりするわけで。もちろん「勝利」は大事ですが、少なくともそこに並列して「ガバナンス」が来る必要があるでしょう。

その中でも下記リンクでも書いた「法」「会計」「マネジメント」などが重要で。最近は発信・公開も重要です。今回はそのうちの「会計」について。

そもそも「アカウンティング」とは何でしょう?

通常の企業会計は独立して「会計論」「財務論」があるでしょうからこの「アカウンティング」も重要な位置づけになっているとは思います。ただスポーツの世界では一部のプロスポーツを除いて「アマ」が多く、故にこの研究もあまり進んでいません。

ここはどう考えてもアメリカやヨーロッパには敵わないところなので、日本に取り入れながら学び、人材育成と定着を図るほかないと思います。


★スポーツアカウンティング★

正直なところ、あまり重要視されておらずスポーツとして独立した研究は少ないかもしれません。大抵はマネジメントに包括されてしまうと思います。

幾つか関係しそうな本は読んできましたが、スポーツ関係なくこの「グロービスシリーズ」は凄く役立つ印象です。

この「グルービス」そのものを読み漁りましたね。

スポーツ財務だとこちら。

くらいでしょうか。


★★★

余談ですが、アスリート・指導スタッフなどにも確定申告がつきものです。

ただこれすらも「アマ」だと雇用のような形で会社がやってくれたりして実際に自分でやる人は少なかったりします。

そうなると当然、この分野に興味を持つ人が少なくなる。

チームも同じように実業団のような場合は会社が請け負ったりしてくれます。ただ専門家ではなく、あくまで企業会計として行うので、スポーツチームの会計、アカウンティングにまでは発展せず、やはりここでも専門家は育成されずです。

日本版NCAAなどでは大学スポーツチームが「法人格」で活動するようになったりするとこういったガマナンス・マネジメント人材は大きく不足しますし、何より当事者であるスポーツ従事者の意識が向いていなければなんの意味もなくなってしまいます。

逆にここに目を向けるスポーツ従事者、ビジネス界の人が集えば強みを大いに発揮できるでしょう。伸びしろはたっぷりあります。

お金の話をすると嫌がる人も多い気がします。ただお金の話を笑い飛ばせるのは裕福な方だけで、実際はそのお金がないと生活も出来ないし、仕事も成り立ちません。もちろん、黙っていてもお金が降ってくる、湧いてくるなら良いですけど。

一人でも多く興味を持つ人が増えますように。

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