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「エビデンス」に対する疑問?

ここ数年で「エビデンス」という言葉をランニングの世界でも聞くようになりました。エビデンスってどういう意味でしょう?どういう場面に必要でしょう?すべての事柄に必要??

ちょっと考察していきます。


そもそも「エビデンス」ってなんでしょう?

これを読むと、ランニングにおける「エビデンス」は現在の研究成果を考えるとここは「正しい」と思われる部分。

例えば「乳酸」や「栄養」や「回復理論」などなど。この辺はどんなレベルの、どんな段階の人にも共通で言えることですよね。ここは「エビデンス」に基づきたいところですし、指導者・選手だけでなく専門家も交え理解と実行を進めていくほうが良いでしょう。

練習メニューやフィジカルトレーニング、身体動作、操作に関しては「エビデンス」というのはかなりあやふやになっていきます。少なくとも「正解」がない(個体差が大きい)ので、指導者が選手を「観察」し「分析」「フィードバック」「実行」のループを重ね、試行錯誤していく中で積み上げられていきます。

エビデンスの蓄積があるところとないところもある。それに「エビデンスの有無」を金科玉条のように振りかざしても無理がある。全てにおいて科学的に、データとして確立、判明している訳ではないんですよね。

「それはエビデンスがない!」と現場を批判する場合、代替案が提示出来れば良いのですが、それがなければ現場は身動きが取れないですね。

決してエビデンスを軽視しているわけでもなく、学び、情報収集し、アップデートしていくことが非常に大事ですが、明確でない部分でどうするかは試行錯誤していくしかないところもあります。

ビギナーの頃は基礎基本を大事に!

という言葉も聞いたことがあると思いますが、この言葉を置き換えればエビデンスに基づいた部分の比率を大きくしておくことが大事とも考えられます。

幼少期、キッズ、ジュニアに良き指導、環境で育成していくことが大事ですよね。

トップクラスはエビデンスがない部分にも手を突っ込むことで他との差を拡げる、開拓していくことも多くあります。逆に言うと一般化し難い部分でもあります。

一流選手の取り組みは面白いですが、簡単に真似できないし、真似しない方が良い場合すらあります。一般化出来る、裏付け出来るまで研究は後追いになるので。段階によっては今やるべきことをきちっと優先して行う。

そしてレベルが上がるごとにチャレンジ部分を増やしてみるのも必要だと思います。ある段階になると上のランクに引き渡すようにしないと成長を阻害してしまいます。


★★★

「エビデンス」。こういった言葉は新しく出てくると注意がポンと向きがちです。ただどういうものかまできちっと考察しないとなかなか必要な考え方が出来ず終いということも考えられます。

いくら素晴らしい実績があっても「エビデンス」が揃っているかどうかは解らない。これは専門家と協力することで補えます。

ただエビデンスはあっても指導経験がないのは優秀な指導者と組まないと、自らが指導するのはちょっと厳しい部分もあります。生兵法の危険性や机上の空論ということもあり得るわけで。

これは優秀なアスリートが必ずしも「指導」出来るわけではないのと同じですね。経験則だけだったりして一般化出来ていない。

もちろん勉強するために競技、スポーツに取り組むのなら話は別ですが、競技力向上を目指したり、故障予防や安全面を考えるならその辺も理解し、選んでいきたいものですね。

もちろん、全てが揃った指導者は最強です(笑)

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ランニングクリエイター/KRC代表 ☆ヘビーリーダー ☆生涯スポーツ/地域クラブ ☆安全安心で健康的な持続可能性の高い取り組み ☆リスクマネジメント ☆キャリア/囲碁/note ☆楽しさ面白さを提案 ☆元日本代表・箱根駅伝ランナー ☆指導実績:大学監督等/全世代のランナー