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前脛骨筋:すね:ランニング感覚

位置としては表裏のような関係にあるふくらはぎすね。いわゆる弁慶の泣き所もすねですが、今回扱うのはその大きな骨に沿った形にある前脛骨筋の部分です。

ここの筋肉って普段意識しますか?ここもやはりぱんぱんに張る時があって、そんな時は否が応でも意識せざるを得ませんが、日頃から意識的に鍛えたり、ケアしている人は多くはないと思います。

この部分の筋肉は足首部分から屈曲に関わる動きを創り出すので、力が弱ければキックも弱くなります。もちろん、足の動きも支えられないので、ふくらはぎにも負担が増すことになります。

鍛えるのは背伸びに似た運動。ぐっとつま先立ちするだけでもかなりここの筋肉を使うことが解りますよね?

つま先立ちで何秒支えられるか?試してみて下さい(笑)

ケアはツボ押しのような感じで棒を使って押すのが気持ち良いです。

こういうのでぐりぐりと押す。「痛気持ちいい」感覚がベストですね。ちょっと触れるだけで悲鳴が上がるような状態だと良くないですよ。普段から丁寧にケアしましょう。

トップクラスのランナーでもこの部分は意外と疲れが抜けにくい部位で、悩まされます。直接ここでなくても、足首との連結部分が痛んだりもします。

ここが重だるく、機能していない感じの時はどうにも辛いですね。思うようなスピードと余裕を持って走れません。スピード上げてガンガン走っていても張るし、LSDでも意外と強く張りを生みます。そういう意味では走りながら鍛えられる部分でもあります。

とはいえロードよりもクロカン、トレイルの方がより酷使するので、マラソンランナーでもクロカンやトレイルでここを鍛えている意識をしてみるのも良いと思います。

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