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わからなすぎると笑えてくる
フランス(プチ)留学1日目。
だいぶ早めに寮を出たのに、ずいぶん到着がぎりぎりになってしまった。
Google Mapを見ながら歩いても道に迷ってしまうのは、元から方向音痴だから。
それでも今日は慣れない街並みと道路標識のせいか、普段以上に迷ってしまった。
学校に着いて、簡単な説明を受けた後、レベルチェックのテストをした。
このテストの結果を見て、入るクラスを決めるのだ。
就活と修論のおかげで長らくフランス語から遠ざかっていたおかげで、だいぶ話せなくなっている。
以前ならすんなり出てきた語彙も出てこなくなった。
まあ話せた内容から考えてこれくらいのレベルかなと思っていたら、予想の2つくらい上のレベルを提案された。
え、そんなレベル、ついて行けるか自信ないですとささやかに抵抗してみたのだけれど、”いやいやアンタちょっとしかいないんだから難しいのに挑戦しときなって。だめだったら途中でクラス変えてもいいからさ”と言われた。
さすがフランス人。日本の友人知人から「押しの強さがすごい」と太鼓判を押されているわたしですら敵わないくらいの押しの強さだ。
結局、”じゃあやってみます”と答えていた。
そんなわけで授業が始まったのだけれど、あまりのわからなさに”全然わっかんないな~”と内心で爆笑していた。
先生や他の生徒が言っていることは大体理解できるけれど、自分から輪の中に入っていくことはできないスピードで話が進んでいく。
あと、これはレベルに関係ないけど、筆記体というか、崩したアルファベットが読めないので、先生がホワイトボードになんて書いたのかわからない。
質問に当てずっぽうで答えたらなぜか当たっているというスーパーミラクルを2回かましたところで今日の授業は終わった。
クラスを変えようかと思ったけれど、案内してくれたスタッフが”まだ着いたばかりで疲れているし、一応2,3日はやってみてね。慣れるとわかるかもしれないから”と言っていたし、今のところはこのままやってみるつもりだ。
なんかもう、ここまでわかんないと逆に面白くなってきた。
ちんぷんかんぷん上等だ。むしろ燃える。
どうせわたしが流暢なフランス語を話せるだなんて誰も期待していないし、間違っていようとなんだろうと話せる範囲で話せばいいだけなんだよな。
それこそやってる内に”余裕じゃ~ん”って思うようになるかもしれないし。
そんなわけで、明日からも行ってきます。
最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。