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歯をみがくようにやる

たびたび登場している、わたしの出身高校。
山奥の静かな環境で、スパルタといっていい教育を受けた。

なんどか、高校の先生の言葉で、印象に残っていることについてのnoteも書いた。
今日はまた別の、忘れられない言葉の話。

◇◇◇

フランスから帰ってきて、早4日。
ばたばたと手続きに追われているせいもあるかもしれないけれど、まさに「飛ぶように」日々が過ぎていく。

日本に帰ってきたその瞬間から感じているのだけれど、このまま日々に流されていたら、どんどんフランス語の力が落ちてしまう。
ただでさえ大して喋れやしないのに、これ以上は落としたくない。

だから、学習アプリを使っての学習を始めた。
やり方はとっても簡単。
アプリを起動して、エクササイズを選んで、終わるまでやる、それだけ。
最低でもひとつ、調子がよければできるだけたくさんエクササイズをやる。

帰ってきた日から始めたから、まだ4日目だ。
でも、このまま習慣にしていきたい。

◇◇◇

新しい習慣を作る時、いつも思い出すのが、高校の時の先生の言葉。

”歯をみがくように勉強しろ”

始めて言われた時は、どういうこと?と思った。
曰く、こういうことらしい。

”歯をみがかないと気持ちわるくて、気になってしかたないだろ?やらないときもちわるくて落ち着かなくなるくらい、勉強するんだよ”

なんともストイックな、スパルタな言葉だ。
でもわたしは、この考え方、一理あると思っている。

歯みがきって、言われてみれば確かに、毎日やらないと気が済まない。
”今日もやらなくては”と意識しなくても、”やるのが当たり前だからやる”という無意識にインプットされるくらいまで習慣になったら、苦もなく続けられるだろう。

◇◇◇

で、じゃあどうやったら”歯をみがくように”できるようになるかというと…きれいに言葉で説明できるほどには、わたしもよくわかっていない。

もはや遠い過去になりつつある高校生の頃のことを思い出すと…結局、”やりたいからやる”、”目標があるからやる”の積み重ねの果てに、”歯をみがく”ような境地までいけた、ような気がする。
好きなことや、成し遂げたいことがあるなら、鍛錬が習慣になるまで、ちょっとの間はしんぼうが必要なのかもしれない。

特に語学って、コツコツとやっていくのが上達への近道といわれているし、”歯をみがくようにやる”という考え方とは相性がいい。
”歯みがき”目指して、今日もアプリを開こう。


最後までお読みいただきありがとうございます。 これからもたくさん書いていきますので、また会えますように。