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人は、なぜ作品をつくるのだろうか?

ユーザーが入力した質問に対して、まるで人間のように自然な対話形式でAIが答えるチャットサービスChatGPT(チャットGPT)など最近はいろんなAIサービスが出てきている。

そんななかでも、特に最近目に留まったのは、AIが生成した画像が世界的な写真コンテストで最優秀賞を受賞したことだ。

マルセル・デュシャンによって制作されたレディ・メイド作品「泉」がそもそもアートって何だろう?みたいな問いを生んだようなことを彷彿とさせる事象だなと感じた。

Boris Eldagsenの声明

マルセル・デュシャンと違って、事前に主催団体である「WPO」は、知らされていたと説明しているそうだ。

そして、Boris Eldagsenの作品は応募資格を満たすと判断したという。

Boris Eldagsenは、このように声明を出している

「AIが生成したものだと知っていた、または疑っていた人は何人いましたか?」と問いた。
さらに、AIで生成した画像を出展したことに関して、自身を"生意気なサル"だったと揶揄し、「AIによる画像や写真が、このようなコンテストで競走するべきではない」と付け加えている。

HYPEBEAST

囲碁や将棋でも、もはや人を凌駕してきたが、クリエイティブの部分でもこれからいろんな作品が魅了していくだろう。

そんな作品がでるなかで、そもそもなぜ人は作品をつくるのか。

絵を描くのか?

というような本質的な問いが突きつけられる。そんなことを考えることが意味があるかは分からないけど、ワクワクしている。

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