昨夜は、ちくまQブックス小泉武夫さん著『くさい食べもの』について話した。
中学生ぐらいの人たちを対象に書かれているシリーズだけど、ほんとにおもしろい。
今回の本は、特に好きだった。
それは、やはり正解に近いポイントを整理して伝える本が多いなかで、今回の本は著者が体験したクサイ食べものを淡々と紹介していく構成だから。
例えばホンオ・フェというくさい食べものと出会ったときの感想はこんな感じ。
とにかく好きさが伝わってくる。
自然と興味が湧いてくる
くさい食べものには発酵食品が多い。
その世界中にある、くさい食べものに興味を持ち探求していく姿を見て、『おもしろそう』と感じるようになっていく。
そのような在り方は、ぼくはすごくよいと感じている。
最後に、くさい食べものを紹介したよだけでは終わらないポイントもしっかり記載されていた。
だけど、全体を見るとほんとに一部。
あとは、各々で感じとってというスタイルは、受け付けない人もいるだろう。
だけど、ぼくはたまらなくいいなと思ったし、ぼくは大切なことをどのように伝えるだろうと考えていた。