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24歳が夢を追いかけること

僕は田舎に住んでる、もうすぐ24歳のいい歳したバンドマン。

職業、アパレル販売員。たまに被写体(モデルのようなもの)もやりながら、コロナに振り回されながら生きている。

僕は働きながら夢を追いかけている。

バンドでどこまでいけるのか。僕の曲は誰に、どんな層に、どんなふうにウケるのか。どんな風に人をかえることができるのか。

フェス主催、Youtubeでのミリオン達成など、目標を出せばキリがないくらいやりたいことや目指すべきものが多い。夢が多いのだ。

僕は前店長と働いている時、それをひた隠しにてきた。理由は、前店長の言葉から来るものだ。

バンド活動をしている。と言った僕に店長は、

「そうなんだぁ、でも今年24なんだし、夢を追いかけているわけじゃないんだから、しっかり仕事第一でしなさいよ。」

やっぱり言われたか。いわゆる“オトナ”の人から、今まで何度も言われてきた言葉。

24にもなって夢を追いかけることは周りからしたら“異常”なのだ。と改めて感じさせられた。


そのおかげあってか、仕事とプライベートでは別人のようにオンオフのスイッチの切り替えができたが、本気でプロを目指している本職のバンド活動の事は全く言うことができなかった。

そんなストレスを感じながら、また前に投稿したように色々なことに耐えながら。

周りを気にしてちゃ、本当の自分が分からない。

どんどん自分を見失った僕は、気づけば、

自分がどういう意志を持ってなんのために働いているのか。他人に気を遣う仮初の自分がスタンダードな自分となり、素の自分をどこかにほおりなげてしまったような感覚に陥った。

いまだにその感覚は抜けていない。本当の自分はどこなんだろう。

そう言えば、専門学校の先輩が、卒業際に僕にこういってくれた。

大尊敬している女性の先輩。すごく歌がうまくて、純粋に動いなあと思えた先輩。どこで、どの場面でそう見えていたのか、僕にこぼした言葉。

「あんまり自分を責めすぎないでね。自分の素を隠さないでね。あなたは自分らしさを貫いて。」

当時の僕は、その言葉の意味がわからなかった。自分らしく?今の自分は自分らしくないのだろうか。と考えた。

もしかしたら僕は、前店長とのことがある前から、わかりやすいくらい自分を飾っていたのかもしれない。今思うと、先輩は本当によく人のことを見ているなあ。と思った。

いったい僕は今どこにいて、何のために仕事を、夢を追っかけているのか。


きっとその答えは、今僕が始めようとしている新たなステージで見つかるような気がする。

誕生日前夜、そんなことを思い出した。

明日の仕事が不安なまま、今日の残りはどう過ごそうかななんて考えながら、

未来に不安しかない自分の未来を憂いながら描く文は全然まとまっていなかった。

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