Netflix1ヶ月体験記


数年振りにNetflixに1ヶ月間加入した。どうしてもすぐ見たい!というお目当てのものがあって加入したのだけれど、この機会に今まで取っておいてた作品たちもギュッとまとめて視聴した。


そんなわけで好きなものを好きなように見た感想記録です。



(視聴順)


WE ARE! Let's get the party STARTO!!


Netflixに加入したきっかけなので、もちろん真っ先に視聴した。

配信チケットでも見ていたけれど、好きなところを何度でも再生できるのは嬉しいっ!!!


自分は食べ物でも音楽でも映像でも、気に入ると飽きるまでリピートしてしまうタイプ。なので、配信当初から好きなNEWS『希望〜Yell〜』の出だしを、推しとNEWS増田さんが一緒に歌うパートをこれでもかと言うくらい噛み締めて見た。



ちゃんと本編のライブを見返してから、本当のお目当てである『Behind the WE ARE!』を視聴。

たくさんの先輩や後輩の方々と楽しそうに話している姿を見て、とても微笑ましい気持ちになった。



滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie


ど新規オタクの履修科目その①

Snow Manを好きになったからにはこの機会に履修しないと!ってことで視聴。まずはこの『滝沢歌舞伎』を支え続けた全ての方々に特大の感謝を申し上げたい。

2023年で終わってしまい実際に見る機会は失ったものの、時代を経てもこうして映像として残ってるものがあって、そのおかげで2024年に観劇できてることが嬉しい。

さて滝沢歌舞伎。見る前は「ひらりと桜」「腹筋太鼓」「Snow Manがずっと出てる」くらいの知識しかなかった。あとふっかさんがお丸さんなるキャラクターを演じていて人気があることも。


だから「まぁ見てれば色々わかってくるんだろうな〜」くらいの感覚で見始めた。


結果、全くもって分からなかった。


最初に出てくる未来都市ってなに?案内してくれる外国のお姉さんは誰?この物語を飛び回るあの少年は何者?


何もわからないままいきなり『ひらりと桜』が始まり感動したところに9人での殺陣が始まる。

そこからも次々と始まるものすごい熱量のダンスに歌。「これは、もしかしてあの少年が飛び込んだ本が短編集で、次々と世界観が変わるのか?」と思ったのはしばらく経った頃。

その解釈が正しいのかは最後まで見ても全くわからない。


ただひとつ分かったことがある。


ありのままを受け止め楽しめば良いんだ!!!


自分は作品を見てる時、色々と考えたくなるから、つい「さっきの演目とどんな関連性が?」とか考えてしまっていた。

でも、最初に言われてるじゃないか。「これは舞台でも映画でもない」と。

だから最終的にこの映像作品の楽しみ方は「なんかわからないけど、とにかくすごい!頑張ってる!演技すごい!歌すごい!踊りすごい!とにかくすごい!」「あべぞう可愛い🐶」「とりあえず顔が良い」が正解で良いって解釈した。


もう一つ勘違いしていた点として「滝沢歌舞伎」と名がつくからには、歌舞伎の要素が至る所に散りばめられているんだと思っていた。

だから勝手にハードルをあげて、どこに歌舞伎の要素が散りばめられてるのか、ひとつずつ一生懸命考えてた。その最中に『Make it Hot』が始まった。

えっ???歌舞伎はどこへ???


そこからMVが続くのだけれど、そのおかげでようやく「これは歌舞伎に関係ない演目が多々ある」と気付くことができた。MVたちがすごく見慣れた映像だったから安心感を覚えたことで、ようやく冷静に考えることが出来るようになったとも言える。

こうして途中考えすぎて知恵熱を出しながらもなんとか全ての視聴を終えた。

後から調べたところ、この未来都市は滝沢歌舞伎を履修していてもわからないらしい。なんてこった。

未来でもこの滝沢歌舞伎というコンテンツを楽しむことができるというメッセージなのか・・・?いやメッセージ性などなく、ただ単に格好良いから入れただけかもしれない。



RIDE ON TIME


ど新規オタクの履修科目その②

シーズン1の関西ジュニア〜Snow Manまで視聴した。

言語化できるか分からないけれど、思ったことを思ったままに書き残させて欲しい。



推し〜〜〜!今日も元気でいてくれてありがとう〜〜〜!!!

Snow Manに入ってすぐの時期のことはもちろん色々見聞きする場面もたくさんあって、当時を体験してはいないものの、状況は知ってた。だから覚悟して見た。


関西ジュニア編ではお兄さんとしてみんなを引っ張り、なにわ男子に選ばれなかった挫折感を抱えながらもしがみつき、そして最終話では華々しく関西ジュニアとしての最後のライブを終えSnow Manの一員へ。


そこから一転。次のSnowMan編で待ち受けていたのは「みんなから愛されたい」「頑張る以上に頑張る」とただもがく姿。

正直、そこに楽しそうな様子はない。ひたすら苦しく辛そうな姿がしばらく続く。


きっと、ここには描かれていない痛みの方がたくさんあったと思う。それでも表に出る時はアイドルらしく輝いていたはずだ。

自分が苦しい時に他人を笑顔にするのって難しい。そんなことアイドルしていない自分にだってわかる。


だからそんな時期を乗り越えて、今は自分を大切にしながらアイドルしてくれる推しに、そしてそれを支え続けている全ての方々に本当に感謝しかない。


今もたまに毎日のメールで落ち込んだりしてる様子が見受けられる。そんな姿も全然見せてくれていいんだよって自分は思う。

順位を付けるようなものなら結果が全てかもしれないけれど、アイドルってそういうわけではないし。むしろ様々な過程を経て輝く姿を見たい。


自分が推しを好きな理由の一つは、いつだって頑張る姿が美しくて、過程から丸ごと愛せる存在であるところだ。



映画おそ松さん


ど新規オタクの履修科目その③


Snow Manを知らない頃、この映画のことは異色のコラボみたいな扱いで話題に挙がっていたから当然存在は知ってたけれど、どちらも履修してなかったから内容は全く知らず。

ただ何となく賛否両論あることは知ってたから、正直そこまで期待はせずに見始めた。みんなが輝いてる姿が見られたら良いなぁ〜。それくらいのノリだった。


だからこんなに自分の中でハマると思ってなかった。

無理な実写化を逆手にメタ発言満載でギャグ街道まっしぐら。かと思いきや、いきなりそれぞれのキャラクターと共にシナリオが変な方向へ。

正直、Snow Manのメンバーを全員把握してる人じゃないと登場人物が多すぎ、場面展開も早すぎてついていけないと思う。突然終わらせ師なる3人は現れるし。衣装も役柄もみんなどんどん変わるし。

ただ個人的にはこの無茶苦茶加減が面白かった。


あとは何より、推しが演じる長男おそ松さんのシーンがすごく良い。図書館でとある女性と出会い、そこから恋愛映画のような模様になっていくのだけれど、そのシーンが凄く綺麗でそれだけで凄く満足感があった。


レトロな木製の長机と椅子。大きな窓から溢れる柔らかくて暖かな光。そんな光に照らされるおそ松さん。横には不思議な少女と積み上がった本。


このシーンを最初に見た瞬間、すぐこの図書館に行ってみたい!と思って調べたくらいだ。残念ながら室内はセットだったようで実在していなかった。  

このシーンは何度も繰り返し見たし、見終わった後、すぐにDVDも購入した。



トークサバイバー! シーズン2,3


元々佐久間(宣行)さんがNetflixに参戦したことを知って、過去に契約してた時にシーズン1は見た。

そんなわけで満を持してシーズン2,3を視聴。今回なぜか3から見始めちゃったんだけど、2から普通に見たら良かった。何してるんだ自分。


シーズン2,3通して言えるのはシーズン1よりはるかにドラマパートが無茶苦茶だってこと。

いきなり何かのパロディが始まるし、突然謎の能力者は現れるし。もうほとんど意味分からないんだけど、それをノブさんたちが自分たち視聴者と同じ目線で見てくれることで「全然意味わかんなくて良いんだ〜!」って安心して見られる。

こうなるともうドラマパートが滅茶苦茶なほど、エピソードトークパートのシュールさが増して面白い。


なんで近くで化け物が暴れ回ってるのに真面目な顔でエピソードトーク出来るんだ。まぁでも、この人を助ける大義名分でエピソードトークしてるんだもんな(?)と、ドラマパートに入り込んでも俯瞰で見ても面白い。

エピソードトークはもう参加者全員凄いけど、千鳥の大吾さんはどのエピソードにも参加しているのに次から次へと話が出てきて(なんなら他の人からも大吾さんの話が出たりする)、すごいなぁ〜と思う。台風の目のような人だよなぁ。

あとダイアンのお二人がシーズン2と3でそれぞれ出演されていたんだけれど、こんなにもトークが面白いことを知らなくてビックリした。


トークがこんなにも面白いからもっと話を聞きたいと人が集まり、さらなるエピソードトークが生まれるのかな。



ネクスト・イン・ファッション シーズン2


こちらも既に過去契約してた時にお友達からお勧めされてシーズン1は見てた。

凄く好きだったから続編を待ち望んでいたのだけれど、やっっと!待望のシーズン2が出たということで、ずっと見る機会を楽しみにしてた。


今回もやっぱり全10話もあるのに1日で一気見してしまった。勿体無い!けど止められなかった。そもそもネトフリって勝手に次の話に進んでしまうから、止めどころが分からないよね🙃💭


シーズン1から言えることだけど、やっぱり頭の中を形にできる人って偉大だ。それもたった数時間で。

特に今回はシーズン1と比べるとアイデアに時間を要するようなテーマも多くて、よりアイデア出しが大変そうだなぁと思った。


そんな中で個人的に一番アイデア賞を送りたいと思ったのは、エピソード4「子供時代」のジェームズ。

自分の嫌な過去からアイデアを抽出するってすごく難しい。しかも自分の中では無かったことにしたいくらいの記憶で、思い返すには遥か遠い記憶。

それでも、そこからなんとかポジティブな面を拾い上げて形作っていくのは「これぞ芸術だ」と思った。出来上がったお洋服もとっても素敵で、エピソード込みで凄く良いなぁって思った。

それとは別に、シーズン1でも推しが自然と出来ていたのだけれど、今シーズンも推しが誕生した。デジレーだ。

最初は正直あんまりだった。前回のテーマで優勝して、自分が他の人の分も含めて2人ペアを決めるところでは、「なんか自身家で野心的で苦手なタイプかも」とさえ思った。

ただ、どのインタビューでもメンタルにブレがなくて、いつでも迷いのない姿が次第にすごく格好良く見えた。気付いたら応援してた。

全て見終わったあとでインスタ見たらやっぱり格好良くて、これからも定期的に見ようと思う。



映画 少年たち


ど新規オタクの履修科目その④

YouTubeにある番宣動画で掻い摘んだ要素だけ知ってた結果、「刑務所で赤チームと青チームに分かれて戦う話?」とまるで運動会のような話を想像してた。黒チームはその色から看守の仲間たちで言わば審判的な立ち位置だと思ってた。


全然違うーーー!!!!

まず思いっきりミュージカル映画だった。それさえ知らなかった。歌うんかーい。踊るんかーい。しかも、オープニングで役名より先に本人たちの名前が「登場人物紹介!」とばかりに画面に映るから「役名🟰本名のパターンね。」と思ったら違った。


いきなりジュンやらジョーやらエガオやら出てきて困惑した。誰ですかそれは。そして役名で呼ばれることが少ない人たちは最後まで役名を覚えられなかった。(自分はこれをエーリヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』現象と呼んでる)


映画の中身は相変わらず独自ワールドで、もはやワクワクした。ものすごいスピード感で話は進み、説明はほぼない。物語の主役も突然別の人に変わったりするから、ほとんどの人は役名どころか、この場所にいる人としか分からない。

だからもっと一人一人にフォーカスを当てて欲しかったと当然思った。なぜここにいて、毎日どんな思いで過ごしているのか。それだけでも知りたかった。クレジットで流れていた参考本をAmazonのお気に入りリストに入れたくらいには、今も気になってる。


本当によくわからなかったものの、何故か「この年頃のエネルギー」みたいなものだけはっきりと伝わってきた。

なんかもうよく分かんないけど、どんな場所でもキラキラ輝く彼らが歌って踊ればそこがステージなんだ。そしてただそのエネルギーを享受できればそれで良い気がした。

ほしい物リストに入れた本はいつか読んでみようと思う。



LIGHTHOUSE


この1ヶ月の締めくくりに見たのはオードリー若林さんと星野源さん、そしてプロデューサーには佐久間(宣行)さんという最強布陣のトーク番組。


全6話を一気見してしまった。本当は一週間に一回くらいがちょうど良いとは思う。1話ずつ丁寧に噛み締めたかった。次契約した時にまた見直したい。


それでも1話ずつ、話したいことがたくさんある。長くなるから止めるけど。

ただ星野源さんのトークはあんまり聞いたことなかったけれど、エッセイを読みたいと思うくらい好きになった。あの曲に『orange』ってタイトルがついてるのも好き。

佐久間さんはこんなに穏やかなトーク番組から『トークサバイバー』のようなテンションが高いお笑いまで製作されていて、一体何を好きとしてるんだろうって、改めて凄く気になる存在だなって思った。



若林さんのトークはやっぱり好きだなぁって、エピソードを重ねるたびにその思いが膨れ上がっていった。

最近少し離れてしまっているけれど、20代前半の頃は特に若林さんが好きだった。

ハマったきっかけとかは全然覚えてない。ただお笑い芸人さんの中では元々好きだったから、「ラジオ聴きたいな」と思った時に真っ先に出てきたのがオードリーだった。多分そんな感じだと思う。

そこからしばらくはラジオはもちろん、エッセイやTVなどもずっと追っていたけれど、いつしか少しずつ離れていった。

ただ改めてこうして若林さんのトークを聞くと、自分の人生の節々にはこの若林さんのトークが必要だと思った。

自分にとって若林さんは、もがき苦しんでるだけじゃなくて、それを原動力に生まれる何かを必ず提供してくれるから、安心して見ることができる存在だ。

なにより若林さんの「人を蹴落としたり価値下げしない笑い」と言う言葉。若林さんを安心して見られる要因が凄く詰まっていて好きだ。

何だか息苦しいとき、何も構えることなく安心して笑いを提供してくれる存在がいて心強いなぁと思う。


おわり


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