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なぜ起業したのか?2つの出来事

なぜ起業したのか?

19歳で看護学生として働き始めて
かれこれ35年以上が経っています。

毎日楽しく働いていて
まさしく天職だなぁとつくづく感じています。

「人の役に立つ仕事」
出会えて幸せです。

そんな私は40代中盤で起業をしました。
あえて会社など立ち上げなくても
充実した看護師人生は送れたはず。

しかも、経営や法律、税金のことなんて
何も分からず素人もはなはだしい。

遡れば42
先天性の心臓疾患が見つかりました。
すでに、心不全の兆候が現れていて
緊急手術となりました。
「もう、社会復帰できないかも」
それまで勤務していた職場を退職して入院しました。
術後は半年くらい心臓リハビリをしながら
アルバイト程度の軽めの仕事から再開しました。

良かった
なんとか仕事出来そうだ。

けれど、また身体が思う様に動かなくなると
もしかしたらクビになっちゃうかも
そんな不安がありました。

しばらくして
東日本大震災がありました。
「何か役に立てないか」
そんな事をずっと考えていました。

その頃、身体の調子がだいぶ良くなって来て
仕事を本格復帰しようと考えていましたが
先程書いた様に、いつ不調が訪れるかもしれない
不安から

「自分の看護師人生
 ラストスパート
 自分らしくフィニッシュしたい」

自分らしくってなんだろう
やっぱり困った人に寄り添いたい

では、困った人とはどんな人だろう
震災から2年が経過していましたが
今、1番困っているのは福島の人達じゃないかな
と思いました。

であれば
福島で看護をしよう
雇われだと、体調崩した時にクビになっちゃうから
自分で会社作っちゃおう!

それで起業です。

おかげさまで
経営は安定しています。
従業員も10
従業員の何人かは震災でそれまでの会社で働けなくなり仕事を探していた人です。

起業は、目の前のあの人を助けたい
そんな気持ちでスタートしても
いいのかもしれないです。

素人ですので、経営の安定は保証されず不安でしたが
税理士や社労士の方々に色々教えていただきながら
続けられています。

当然、楽ではありません。

でも、起業で一番強く感じられる事は
苦しみや辛さも楽しめる事です。

今、あなたが
自分らしい働き方を考えているのであれば
一生に一度はこれ以上は無理って言うほどの
努力を経験して見てはどうでしょうか?

私にも出来たので
あなたも出来るはず

仮に上手く行かず諦めなければならない
状況になるかもしれませんが
それは失敗じゃないんですよね
経験となってその次に活かせる重要なデータと
なります。

この投稿を読んでいただきワクワクしていただければ嬉しいです。

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