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『いつも通り化』

娘が生まれて初めての元日。
今日は、娘を連れて妻の実家へ新年の挨拶をしに出かけた。
家には、妻の兄弟が4人いた。弟が子どもたちを連れてきていたため、すごい人数が一気に集まった。
そんな中、娘の様子はどうだったかというと、『ほぼいつも通り』だった。
この姿から大切な事を得たので、ここに記している。
これほどたくさんの人が集まっているにも関わらず、10ヵ月の赤ちゃんが『ほぼいつも通り』だった。
両親がUNOや人狼ゲームに勤しみ、放っておいても『ほぼいつも通り』だった。

それはなぜかというと、2つ理由がある。
①頻繁に会わせている
娘は、妻の姉・妹・母・父によく慣れ親しんでいるのだ。
姉は、ほぼ毎週会っている。妹は月に3回程度、父母は、2〜4回会っている。
だから、こうやって集まった時に、娘の心は落ち着いたままだし、周りもいつも通り関わってくれる。
このように、『いつも通り』の範囲を広げてあげる事は、落ち着いて過ごせる心を作る事なのだと感じた。
②LINEグループで写真を投稿しまくっている
日課の一つにLINEグループに娘の写真を載せまくるというものがある。
以前、初めて娘を連れて帰省した時に、母が「写真やけど毎日見てるから、初めてって感じがしない」と言っていた。①で頻繁と書いたが、多くても週1、2回程度である。それは、娘視点では「知っている」という心を作ることになるが、関わる側としてはそれだけでは愛着としては薄い。
しかし、毎日どんな事をしてどんなリアクションをしているか知っていれば、娘についての関心は高まり、愛着もわく。実際、娘に会った人たちは「〇〇してたやん!」とLINEで得た情報を娘に語りかけたり、「〇〇が好きそうだし、こんなの買ったよ!」と娘が興味ありそうなものを見つけてはプレゼントしてくれる。
関わる側にとっても『いつも通り』にしておく意識は意外と抜けがちで大切なことだと感じた。

この2点は、学級経営上でも非常に重要な2点である。
名付けて『いつも通り化』である。担任をしていると、ちょっと頑張らせたいと思うことがある。
そんな時、意気込んで準備したりする。メッセージを板書したり、手順書を作ったり…でも本当に大切な事は、この『いつも通り化』なのではないだろうか。
『いつも通り化』は、『ほぼ把握』とセットで考えなければならない…
と語ろうと思っていたが、これについて語ると長くなりそうだ。
楽しんでやっていることも、負担を感じると苦痛になってしまう。
「もっと書きたい」と思っている位で、今日はやめておこうと思う。
キャンプファイヤーのゲームのように。
続きはまた今度書きたいと思う。

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