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【世界考察28】ゲームの進化

私はファミコンからPS5までの進化を追ってきた世代だが、凄まじい進化に驚いた世代変化が二つある。

一つはファミコン→スーパーファミコンの変化だ。グラフィック、音楽、ボリューム、あらゆるものが大幅に変化していると思わされた。思わされたと言っても、この辺りはそこまで明確に覚えているわけではない。なんとなくの記憶である。

もう一つはPS2→PS3の変化だ。これは特にグラフィックの変化に驚かされた。ボヤけた画像がHDに変化し、革命的な映像の向上が図られた。この辺りで3Dも人体に近くなり、ポリゴンのポリゴン感がなくなり、限りなりリアルに近づいていた。

スーパーファミコン→PS1の変化も、変化自体は大きかったのだが、あの初期ポリゴンは、進化したとはいえ、流石にかなりの違和感があった。PS1で最初にグラフィックが凄いと思ったのはFF8のプリレンダムービーだったが、リアルタイムではまだまだ違和感マシマシのポリゴンだった。PS2の時代ですら、まだ3Dに違和感があると言ってる人は多かったと思う。2Dの方がええと。流石に今の時代に3Dに違和感があると言っている人は少ないだろう。その転換点はPS3の世代だったと思う。ポリゴンにあまり違和感を持たなくなったのは、ゼノサーガEP3辺りだろうか。EP3が発売したのはPS3が発売する直前なので、時期的には一致している。

ただ、このHD化の開発についていけず、かなり苦戦したメーカーは多かったように思う。PSPなどの携帯ゲーム機に戦いの場を移したメーカーも多かったが、移したところが今も絶好調なのかは、結構怪しい。当時大手でない企業でHD化を切り抜けたのはアークシステムワークスとフロムソフトウェアだろうか。2社とも今も活躍中の企業で、フロムは言うまでもなく、押しも押されぬ有名企業になっている。アークシステムワークスもある意味で世界最高のグラフィックを誇るメーカーになっている。苦難の時代の先に光がある。

私は何においても懐古心があまりない。なのでゲームは最新のものが基本的には一番面白いと思っている。グラフィック、脚本、演出、ボリューム、音楽、やり込み、どれをとっても今が最高潮としか言いようがない。唯一の例外としてゼノシリーズだけはゼノギアスが最高に面白いと思っている。あれはしょうがない。あと(唯一とは何か)、アトリエシリーズもヴィオラートが一番面白いと思ってる。あれもしょうがない。


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