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英語の勉強はコミュニケーションの練習

英語学習は、それ自体が言語コミュニケーションの訓練になります。

子どもたちが普段会話をする相手は、家族だったり、同じクラスの友達だったりと、同質的で身近な存在に限られています。

学校や習い事などで、先生たちと関わる機会はありますが、どうしても指導者対生徒、一対多という関係性からコミュニケーションは一方的になったり、機械的になったりしてしまいます。
(相互コミュニケーションが土台となっている教育が望ましいことは言うまでもありませんが)


英語教室では、年齢も生まれた国もまったく違う他人と、双方向的なコミュニケーションができることも魅力の一つです。

“What animal do you like”(何の動物が好きですか?)

小学校低学年の初心者向けのクラスでよく聞かれる質問です。

“I like dogs”(犬が好きです。)

子どもたちはスムーズに答えます。ですが、講師が何気なしに次のように聞くと、子どもたち意外と答えられません。

“Why do you like dogs?”(どうして犬が好きなの)

英語で何と言えば良いのかわからないのではなく、日本語を使ってもなぜ犬が好きなのか表現できないケースが多いのです。

このように、子どもたちは豊かな感情を持っていますが、それを言語で表現するのには慣れていなかったりします。

英語教室のそもそもの目的は、自分の考えを英語という特定の言語で表現できるようになること。つまり、意見の表明の訓練であるともいえます。

したがって、英語教室でのレッスンでは他の授業と比べて一方的指導になることは少なく、必ず生徒の感情・考え・発言をひきだそうとします。

このように、異質な他者に対して自分の考えを言葉で伝えるという経験が子どもにとってプラスになるのは何となく想像できるのではないでしょうか。


英語はいわゆるお勉強としても重要なものですが、少し視点を変えて、というか英語の最も一般的な用途であるコミュニケーションツールとして学習してみるのも良いのではないでしょうか。

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