「人の振り見て我が振り直せ」〜ある日の出来こと〜
人の振り見て我が振り直せ
相手の行動を見て感じることがあったら、我が身を振り返り、改めるべきとことは改めるという言葉。いつもそうあれるよう、心がけていることでもあります。
仕事をしていると、「見習いたい!」「あの人のように振る舞いたい」と思うことがたくさんあります。反面、あのような振る舞いになっていないか?自分がドキッとするような場面にも遭遇することもあります。
普段は講師として一人で仕事をすることが多いのですが、
先日、多くの講師と大学でコミュニケーション研修を担当する機会がありました。
対象は大学入学前の学生さんです。
講義は誰のため?
大学入学前の学生さんたちですから、まだ卒業前の高校生。
緊張している方も多く、少しでも緊張をほぐし、せっかくの機会を有意義に過ごしていただけるよう心がけながら講義を進めていきました。
講義が終わり、控え室に戻ると
「あいつ、なめとるわ!気分悪いわ!」
「怒鳴りたい気持ち抑えるの必死だった!」と憤慨している講師がいました。
話を聞いていると、講師の講義にいちいち揚げ足取るような発言を大きな声でする生徒さんがいたようです。
もちろん、私もこの生徒さんの担当であったら、非常に対応には苦慮したことと思います。
しかし、「舐められる」とは、そもそも自分をリスペクトしろということ?
研修会社の担当者がいる前で、「あいつ」と表現する?
怒鳴っていた講師にも、抑えきれない憤りがあったのでしょうが、
私としては、どうしても受け入れ難い光景でした。
登壇するなかでは、様々な人と出逢います。
コミュニケーションがうまく取れず口惜しい状況も経験してきました。
しかし、相手を非難することは簡単なことです。
相手のせいにすれば自分は楽になるでしょう。
まず反省すべきは自分である
講師として、すべきことは全て出来ていたのか?
相手の立場に立って関われていたか?
相手の課題を把握して発言できていたか?
無意識に相手のせいにしていないか?
講義に集中してもらえるような工夫を怠っていないか?
改めて講師としての姿勢を「我が振り直す」きっかけとなりました。
その点では、今回の機会には感謝です。
現在は、新入社員&OJT指導者ダブル育成研修に力を入れています。
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