やっぱり、一番届けたい人に届いてほしい
自分の書いたエッセイを家族に読んでもらうこと。
それは、なんだか少し気恥ずかしい。
いつも家族に見せている自分とは多分かけ離れていて。
家ではよく喋る妹がいるので、基本わたしは寡黙だ。
だから、家族はわたしが本当は心の中で何を思って何を感じているのかなんて分かんないだろう。
先日、妹とインスタのDMでメッセージのやりとりをしていた時に、わたしがエッセイを書いていることを初めて打ち明けた。そしてわたしのエッセイを「読んでみたい」と。
興味を持ってくれていることは素直に嬉しい。
けど、やっぱり自分の内をさらけ出すのはな、、、と躊躇いながらも、noteの中で今一番自信のある記事のリンクを送ってみた。
どんな反応が返ってくるのかな・・・
ドキドキ・・・。
しかし待てど暮らせど妹から返信が帰ってくることは無く、一日が経っていた。
ああ、何を期待していたんだろう。
読んでみたいは社交辞令みたいなものだったのかな。
そう思っていた時、
「お姉ちゃんすごいね!他のやつも読んでしまったわ。元気でた!」
うわ、焦らしてからのこのコメントはズルい。
お姉ちゃん1人でニヤけちゃったじゃん。
調子に乗ってもう一つ。
記事のリンクを送ってみる。
これは結構前に書いたものだけど、妹とのことを書いているので、一番読んで欲しかった記事だ。
すると、しばらくしてメッセージが送られて来た。
「これを読んで号泣してるわ笑」
そのことばを見て、さらに私が泣きそうだよ。
その時の感覚が忘れられない。
妹に読まれる日が来ると思ってなかったけど、一番この記事が届いて欲しいと思っていたのは間違いなく妹だ。
一番届いて欲しい人に、
わたしの“ことば“がちゃんと届いている。
そうか、妹にちゃんと届いたことが嬉しいんだ。
だからこんなにも気持ちが高ぶっているんだ。
自分の気持ちを口に出す事が苦手な私。
文章を使えばこんなにも気持ちよく伝えきることができるのか。
父の日にも、父のことを書いたエッセイを投稿しているんだけど、これもまだ見せたことがない。
父のことだから、これを読んだら泣いちゃうんじゃないだろうか。
あと、母との出来事で書きたいエッセイがあるので、それも書いたらいつか見せよう。
伝えたいことは届けれるうちに届けなきゃね。