見出し画像

自分軸が無いと嫉妬が生まれる

年末年始に向けてのこの空気感があまり得意ではなくて、そわそわしております・・・

そろそろ実家へ帰省することに関連して、最近気づいたことを書きたいと思います。


皆さんは、兄弟姉妹とはどんな関係でしょうか?
とっても仲良くて一緒に買い物へ行くような関係という人もいれば、口も利かない関係という人もいるかもしれません。

私は元々後者でした。

妹が小さい頃は仲良かったけれど物心ついた時には、毎日喧嘩していて殴り合い蹴り合いしてました笑

大学生になると、何か言葉を発すると喧嘩になるのでお互い必要最低限の言葉しか交わさないようになり、一緒の空間にいることすら嫌でした。
まだその時は、なんでこんなにも仲良くなれないのか、お互い拒絶し合っているのかが分かっていませんでした。


社会人になって少し経ち、前よりはお互い会話をするようになってきたころ、私が結婚することになりました。

そして妹から突然、
「名古屋に遊びに行ってもいい?」と言われたのです。

これは、和解できるチャンスなのでは・・・!
と思い二人で名古屋を観光し、夜ご飯を私の旦那と一緒に食べることになりました。

おそらく妹と二人で遊んだのはこれが初めてでした。

本当にとっっても楽しくて、なんで今まで喧嘩してたんだっけ?
とお互い感じていたと思います。

そして夜、旦那と3人でお店でご飯を食べるとき、とっても楽しかったね、という話をしながら、
気づくと私と妹二人して号泣していました。

「本当は仲良くしたかった。もっと早く和解できていたらよかった。」

それが二人の本心でした。

ではなぜ、それができなかったのか?

それは、お互い近くにいすぎたことで、お互いを意識し合い、強く嫉妬していたからだと考えています。

私と妹は正反対の性格で、お互いがお互いに無いものを持っていました。

母は私と妹それぞれ平等に愛情を注ごうとしていることは分かっていましたが、それでも、自由奔放でみんなから愛される妹、なんでもすぐに極めてしまう妹、自分の事をアピールするのが上手な妹がうらやましくてうらやましくて、どうしても比べてしまっていました。
妹からすると、私はTHE優等生だったので、生徒会長を務めたり、進学校へ入学したり、大企業に就職して、親戚からも「すごい」とちやほやされている姉と毎回比べられるのにうんざりしていたことでしょう。


そして最近になって気づいたのですが、
「お互い、自分軸が無かったから嫉妬していたんじゃないかな
と思っています。

社会人になってしばらく経ってからこうやって仲良くなることができたのは、二人とも「自分軸」に芽生えて、「人は人、自分は自分」と思うことができるようになったからじゃないでしょうか。


先日も、昔であれば輝いている妹の姿を見ると嫉妬していたのに、
妹が舞台でダンスをしている動画を見て、気づけば感動して泣いていました。そして、その気持ちを率直にLINEで伝えることができていました。
妹も素直にその言葉に喜んでくれて、

ああ、やっぱりこの関係性の方が心地いいな、、

とひしひしと感じております。


今週末、実家へ帰省するのでまた妹ともいろいろ話したいな。



本日もお読みいただきありがとうございました。
みなさまも、素敵な年末年始を過ごせますように。


おそらく今年最後のnoteになります。
良いお年を。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?