見出し画像

「フーガはユーガ」を読んだ

「フーガはユーガ」  伊坂幸太郎  実業之日本社  を読んだ。

常盤優我は仙台市のファミレスで一人の男に語り出す。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のこと。僕たちは双子で、僕たちは不運で、だけど僕たちは、手強い。
(amazonより)

これも末娘の図書館本。
なんの予備知識もなく読んだので、単なる双子の不思議な話かと思いきや…
そんなわけないよね、伊坂幸太郎。
まだまだ、読み込みが甘いぞ、私。

最後がね。あー、あそこから、そうくるんですか…と。もう、毎度毎度、伏線回収に感心する私は、とても良い読者だと思う。作者の思うつぼ。

ちょっとネタバレして良ければ。

あのニュースをチラチラ気にしていたこと、そして、あれを忘れたことと、でも、そんなに心配してないこと。
これはね、もう、うなりましたよ。

ということで、相変わらず、面白かったです。

この記事が参加している募集

恐縮です