「約束の河」を読んだ

「約束の河」  堂場瞬一  角川文庫  を読んだ。

幼馴染みで作家となった今川が謎の死を遂げた。法律事務所所長の北見貴秋は、薬物による記憶障害に苦しみながら、真相を確かめようとする。一方、刑事の藤代は、親友の息子である北見の動向を探っていた──
(KADOKAWAより)

衝撃の結末…とあったが、そうでもなかった。

小さな頃の事件が、友情を歪な形にしてしまう。んー、あんまり入ってこなかったな。

なんかね、余計な話が多い気がする。
刑事の藤代の奥さんの話は、いらなくない？
藤代ターンで、自殺かどうか全然調べてないよね。そっちに少しは割いた方が自然じゃないか？

死の直前、「今川が大人しかった」という事実も、なんの回収もなかったし。

まぁ、ネタバレになるから、書かないけど、他にもちぐはぐな部分がいろいろ。

ちょっと残念な感じでした。