視覚障害の友人 定食を一緒に食べる時は「小鉢が10時」

今回の記事、視覚に障害がある人との食事の機会に役立ちます!

そんな機会は無い?そんな事言わずに、どんどん交流してください。

違いは明らか

特に全盲の友人との食事で明らかな違いはもちろん

「食べるものが見えない」

ことが一番大きいです。

敢えてこんな当たり前のことを書いたかといえば、当たり前と言いながら、体験した人が少ないのです。

簡単に体験できますが、実際にやってみた!という方は少ない。

もちろん簡単に「やってみれば?」というものでもありません。汁物で火傷したり、こぼしたり、などのアクシデントは起こりやすい。

でも。関心を持ってくれた方。ぜひ、一度体験していただきたい。

最初は丼やチャーハン、カップ麺など1食器でいけるもの。

できれば複数回。

その時は、お皿の数を増やしてみる。

実はグラフィカルに説明可能

定食のように皿がいっぱいある場合どうすれば良いのでしょう。

joxkさんの画像を使わせていただきます。うまそー。

画像1

やはり、最初は説明は必要。

その時の自分と友人の実際のやり取りを再現。

品目

・麻婆豆腐がメイン、そこに春巻き二本と小鉢
・ご飯と汁物
・お茶と水

今日のスペシャルを最初、次に定番、次におまけ的な。

覚えやすいように、ですね。

もちろんここで、食レポ並みに美味しそうな様子も伝えることは、食事を楽しくするコツです。

また、「どんなふうに」という形容詞は重要。

平たい皿に盛られてる
大きめのお碗で
小皿の上にちょこっと

など。自分が目をつぶってご飯を食べたことがあれば、どんな情報が欲しいか、が分かります。

次に場所

ここでグラフィカルな概念。

お盆を時計と仮定します。この定食の場合では、

・12時に春巻き二本の皿
・6時に麻婆豆腐
・7時にご飯、5時にお茶
・1時に味噌汁
・11時に小鉢
・10時にお水

のように。厳密にならなくてもおよその方向がわかればOK。

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日々の生活で、障害のある方に接してる人は少ないと思います。 幸い様々な方と仕事で知り合い、様々な気付きがありました。その気づきを書いていきます。 一見雑に見えることも書きます。リアルな接触体験は、ヒューマニズムに溢れたものばかりではないのです。 そのため、少しだけ敷居を作らせていただきます。

様々な障害を持つ友人がいて、一緒に活動するだけで、様々な知見が得られます。無力を感じることも。 でも、少しでも自分の気づきを世の中にシェ…

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