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自分的AIに期待する領域

タイトル画像:ペン習字の練習帳に漢字がいっぱい書いてある写真

AIはこれから伸びる領域として、様々な活用が考えられています。

基本的には、データ収集や分析や自動学習などの技術の集積なので、様々な方面への活用が考えられます。

今教えてる学生も、AIコースで学ぶクラスがあり、そこで、自分の期待の話をいたしました。

そもそもどんな領域に使えるの?

全ての領域、と言えるかもしれません。どんな領域も、データがあり、処理の手順があります。

デジタルだけでなく工業的なところでも、農業でも学問でも。

なので、人間が仕事を奪われる!などの解釈もあったりします。

ところで人間の仕事を奪うの?

どんな領域に使える、と言っても、経済的に導入しても効率が悪いところや、ルール化しにくい領域にはまだ入ってこないでしょう。

何より、人間の作業のどこかを自動化はしますが、その分、人間は新しいことを生み出す仕事をすれば良い。

仕事は奪われるのではなく、シフトする、という考えです。

これは学生の意見。結構するどい。

ここからは、自分が興味があって活用して欲しい分野の話を展開します。

AIを活用して欲しい分野①自動運転

以前、過疎地の交通事情を解決してくれないかな、という記事を書きました。いえ、願望じゃなくて、解決してくれるはず!という期待の記事です。

そういうわけで。

スマホで呼べば、玄関前に車が来る。黙って乗れば好みの音楽がうっすらかかり、気が付けば病院の玄関。終わった頃を見計らって、また車がお迎えに。帰りにお店に寄って、家まで無事到着。

こんな生活があれば、リモートで関心も高まるエリアでも、色々な人が暮らしやすくなると思うのです。

AI関係者、頑張って欲しい!

AIを活用して欲しい分野②日本語ルール作り

なんといってもこれ!

自分が今立ち上げている事業は、音声合成がバリバリ働きます。そうすると、問題になるのが、

原文を合成にかけると、意図通りの発音にならない

ということ。

音声合成は極めて理系的分野。プロトコルは今のところ、人間が設定した日本語ルールによって、イントネーションや読みが決まります。

そのルールも、いわゆる標準イントネーション。なぜならば、その他の方言などは、このルール化がきっちりされていないから。

しかし、この上流にある文章、いくつかの問題を元々持っています。

①そもそも読めない!?

記号です。音読するときに、人によっては飛ばしたり、読んでみたり。

例えば、普通に見出しにする場合。

・このように、中黒と呼ばれる点を先頭に置く
●このように、大きい黒い丸を先頭に置く
…このように、三点リーダーと呼ばれる、点が3つつながったものを置く

全て、どのように読むか、のルールはありません。ほかにも、色々な記号があります。

②はやり言葉

毎日女子高生が頑張って新しい言葉を作り出しています。これは困る。あざ丸水産、なんて、既に死語の世界に行ってしまってるでしょう。ヤリラフィー、あたりはまだ現役でしょうか。

③以降は割愛

これだけで一本の記事になるところがあるので、割愛しますが、要するにお手本通りの日本語がそもそも少ない。著名な作家の名作でも、割と不思議な言い回しに出会ったりします。

例外は新聞。これはもう。校閲というお仕事に頭が下がると同時に、今後仲良くやっていきたい方々です。

AIを活用して欲しい分野③携帯電話の運用

なんか予想をさせて、コースを決めて、困ったら追加料金か不便か。なんで自分でお金を払っているのに、携帯電話の料金でこんなに大変なんでしょう。

自動で計測、自動で集計、自動で一番いいコースにリアルタイムに変えてくれればいいのに。そんなにこれは難しくないと思います。

いずれにしろ人間の「こうあって欲しい」

AIが活用用域を自分で決めるわけではなく、どのような領域でどのような利便がどのような形で欲しいか、というのを決めるのは人間。

つまり、世の中の不便を不便と感じない人には、特に何もアイディアが出てこないわけです。

自分はそんな領域だらけ。

なので、AIに仕事を「させる側」にはいられそうです。

なので、普通に頑張れ頑張れ、というスタンスです。

学生諸君、頑張って偉くなって助けてね。


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