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14.あまりにも他人主体の行動に慣れすぎているのではないか?

2018/12/12 Dublin

朝、7時半に起きる。余裕を持って朝ごはんを食べ始めたつもりだったけど、結局、家を出るのがギリギリの時間になってしまった。なぜならアンジェラと朝からいろいろな話をしてしまうからだ。

そんな毎日を過ごしていると、ぼくの意識がだんだん変わってきているのを感じる。急いで定刻10分前に学校へ行くことと、アンジェラと話しながらゆっくり朝食をとるのとでは、どちらが人生にとって大切なんだだろう。

もちろんどちらも大切なことではあるけれど、学校に遅れずに行くことはどちらかというと他人主体の行動(ひとに迷惑をかけてはいけない!)。朝の充実した時間は、自分を主体とした行動である。

日本人のぼくは、あまりにも他人主体の行動に慣れすぎているのではないか?そんなことを朝から考えてしまう。

といっても遅刻しないように早足で学校まで行き、着いたのは9時5分。この日はさすがにすでに授業が始まっていた。慌てて自分の席へと着く。

午前の授業を無事終えたあと、学校の向かいにあるカフェでトマトスープとアイリッシュブレッドを食べ、ラテを飲む。食事をしながら、日本の仕事を少し片付ける。

14時半を過ぎてから、自然と映画館へ足が向く。迷った末に今日は、レディー・ガガが主演している「A Star Is Born」を見ることにする。

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