西六
画家を目指す温泉旅館仲居の22歳のエッセイです。 これまでの気づきを日常の話に合わせてゆるっと。 ゆるーく読んでください。 西六
こんばんわ。西六です。 現在、南信州に位置するとある温泉旅館で仲居をしている中卒二十二歳です。 今日は休みを頂いたのでお隣の町にぶらぶらしに行きまして、''古本を数冊''と''床屋での刈り上げ3mm''と''無口な大将が出してくれる絶品のおでんとお酒2杯''を戦利品として懐に(お酒とおでんは腹に)入れて帰ってまいりました。 それでは本日のゆる話行きましょう。 〜自分へ贈る自分という花束〜 ヘッセの『デミアン』を読み始めたけど、60年も前に訳された物だから所々ツッコミどこ
〜チップで生きる〜 ふう。仕事終わりのビールは堪らないねえ。仲居は毎日温泉に入れるから実質仕事終わりはお客さんみたいなものなんだよね。最近のマイブームは顔馴染みのコンビニでいかに観光客を装うか。心の中では成り切ってるんだけど、店員さんは俺の心中も察することなく「お疲れ様です^ ^」って。 今日はお客様からおひねりを頂いたんだ。チップのことね。長野に来るには名古屋経由で来たんだけど、俺の銀行が地方に無いもんだからお金を下ろすにはコンビニしかない。手数料も300円もかけるのは
〜いい陽気だなぁ〜 今日で温泉旅館の仲居の仕事を始めて1ヶ月が経った。 美味しい空気と美味しい水、きれいな星空に囲まれて健やかに過ごしています。 僕は今長野県下伊那宮阿智村で仲居として働いています。朝は6:00に起きて6:30から仕事。3時間くらい働いたら中抜けなのでその間絵を描いたり、コーヒーを入れてまったりしてる。窓から覗く山々が壮大で、本当自分がちっぽけなんだけど、すごく等身大でいられる。お昼ご飯食べて14:30ごろから仕事。仲居という仕事は、ホスピタリティの塊