見出し画像

2023年総決算②「投資編」

今日12/29は今年最後の株式取引となる"大納会"でした。今年は日経平均株価が33年ぶりの33,000円台という高値を記録し、米国株も史上最高値を更新するといった好況を極めた相場でした。

2023年の相場環境

去年世界的に加速したインフレも落ち着きを見せ、米国では一時9.0%まで上昇した物価上昇率も直近では3.1%まで減速しました。中央銀行のFRBも7月の利上げを最後に利上げを止めており、インフレ減速と景気維持を両立させるソフトランディングを目指しています。来年は高金利による景気減速懸念&大統領選挙の思惑から利下げ期待が高まっており、株式市場にとってはプラス要因が続きそうです。

国内では4月から6月にかけて新型コロナの5類移行&東証によるPBR(株価純資産倍率)の改善要望&著名投資家ウォーレン・バフェット氏による日本株買増といったプラス要因が続きました。それにより年初26,000円台だった株価は7/3に33,753円という33年ぶりの高値をつけました。終値も33,464円と年末としては1989年以来34年ぶりの高値となり、干支の相場格言通り『卯跳ねる』相場になりました。

2023年の投資運用実績

今年の相場環境を受け、現在私が実施している投資にも大きく影響しました。特に投資2年目とまだ元本が少ない状況というのもあり、複利効果が小さくリターンがプラスとマイナスに大きく振れました。

①つみたてNISA(楽天証券) +220,449円

まずは私のメインの投資であるつみたてNISAです。今年は過去最高の評価益を両方更新しました。昨年末は▲23,999円だったので約26万円のプラス評価となりました。今年は株高&円安のダブル恩恵を受けて大きく上昇しました。

楽天証券のリターン金額。年末に今年の最高値を更新

②THEO+(SMBC日興証券) +119,261円

こちらも過去最高益を更新しました。昨年末は▲7,124円だったので年間12.6万円の増益です。特に昨年は伸び悩んでいたグロース部門が大きく伸びたことが増益に繋がりました。こちらはAI・アルゴリズムによるリスク自動調整機能(リバランス)が搭載されているため、自分で調整する必要はないですが、来年の相場環境に合わせて注視する必要があります。

THEOの1年間の収益率。
グロース部門が4月から大きく上昇している。

③iDeCo(JIS&T) +55,474円

昨年から始めたiDeCoですが、会社の転職に伴いそれまで投資してた企業型DCの資産をiDeCoに移管させました。iDeCoも株高の恩恵を受け大きく上昇しました。

2024年の投資方針は・・・?

去年から米国の景気は今年減速すると予想されていましたが、想定より強く追加利上げも行うほどでした。しかし景気後退懸念は根強く、インフレも沈静化しつつあることから来年は利下げ期待が高まっています。そのため利下げによる株高期待と日米金利差縮小による円高懸念が交錯する、投資方針の見定めにとっては難しい判断を迫られそうです。
株式と債権の比率を調整すべきか、その時の相場環境を見ながらの対応を行っていきたいと思います。

この記事が参加している募集

振り返りnote

いつもご覧いただきありがとうございます。今後も皆さんの関心を引く記事を書いていきますので、よろしければサポートをよろしくお願いいたします!