見出し画像

2022年J1第21節 川崎フロンターレ対ガンバ大阪 レビュー「答えが欲しい人ではなく答えを一緒に探していく人に」

売り切れ

2022年J1第21節 川崎フロンターレ対ガンバ大阪は4-0で川崎フロンターレが勝ちました。

この記事の全文は有料でご覧頂けます。僕が発行している有料購読マガジン「勝ち負けだけじゃないスポーツの楽しみ方」を購読している人も全文読むことができます。川崎フロンターレ、海外サッカー、スポーツに関するコラムを書いているので、有料購読マガジンの購読をおすすめしています。

山根のパワーコントロール

前半で4-0。こういう試合を観るとき、密かに楽しみにしていることがあります。それは山根のプレーです。

山根の凄さは相手を見て、状況を見て、プレーを変えられるところ。特に力の加減が上手くて、背後を狙うふりをしていかなかったり、背後を狙うときもおとりになるランニングと本気で背後を取りにいくときのランニングは少し違う。こうした相手を見て、味方を活かすために動きながら、ボールを持っていないときにいかに味方を楽にプレーさせるか、相手に自分の存在を意識させるか、といったところにとても長けている選手です。

この試合の山根はボールを持ってシュートチャンスを作り出したり、アシストしたりすることはありませんでしたが、こういうサイドバックが目立たないけどチームが勝つような試合にこそ、サイドバックがいい仕事をしていたりします。ボールを持っている選手ばかり注目が集まりがちですが、ボールタッチが少ないときにいかにチームに貢献している選手がいるか。そんなところにも注目してみてください。

注目していたセットプレーの対応

この試合注目していたのはセットプレーの対応です。3試合連続でセットプレーで失点していることもあり、どう対応するのか注目していました。

ここから先は

2,942字

¥ 250

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

サポートと激励や感想メッセージありがとうございます! サポートで得た収入は、書籍の購入や他の人へのサポート、次回の旅の費用に使わせて頂きます!