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FUJIFILM SUPER CUP 2022 川崎フロンターレ対浦和レッズ レビュー「シーズン終盤紙一重の勝負に勝つために」

FUJIFILM SUPER CUP 2022 川崎フロンターレ対浦和レッズは、0-2で浦和レッズが勝ちました。

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勝敗を分けたポイントと浦和レッズの狙い

この試合の勝敗を分けたポイントは、鬼木監督の記者会見で端的に語られていました。

── 「難しい展開に自分たちでしてしまった」とはどういう部分で?
まずは相手が強い気持ちを持って挑んできたところに対して、球際などで受けてしまった。そういうところでこぼして、球際で持って行かれたシーンが本当に数多くありました。そこはすぐに修正できるところではあると思います。そういうところをゲームの中で、90分が終わる前に改善しないといけない。自分たちが主導権を握っているようで、大きなチャンスが作れたわけではない。そこも新しい、大きな課題。そこも自分たちで少し難しくした部分かなと思います。

── 仕掛けの数が多くなかったように見えたが、そこに関しては?

おっしゃる通りで、ボールは握っているが、タイミングのところです。この時期によくあることといいますか、味方の動きを確認して、確認して、というところ。相手を見て、相手のどこが空いているのか。今日のような前からプレスが来る時と、ブロックを組むときに対して、相手を動かしに入らないといけない。そうなると、背後のランニングが少なかったと思います。自分たちからアクションを起こして、人を攻略しに行ったり、スペースを作りに行ったり、そういうのがどんどん必要かなと思います。

ゲーム記録より

試合序盤から川崎フロンターレが自陣でボールを持つと、浦和レッズはマンツーマンで川崎フロンターレの選手をマークします。谷口には江坂、車屋には明本、シミッチには柴戸がマークにつきます。このマンマークの強度が高いため、川崎フロンターレはマークを外せず、ロングパスを蹴らされてしまいます。ロングパスを回収した浦和レッズが素早くボールを運びます。

川崎フロンターレは浦和レッズが4-3-3で戦うと予想していたのか、それとも浦和レッズの強度の高いプレーが原因なのか、上手くボールを運べず押し込まれる展開を余儀なくされます。

ただ、先制点までに修正するチャンスはありました。

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スポーツのコラムにプラスして、日記を書くことにしました。日記には、お会いしている人の話、プロジェクトの話、普段の生活など、表に書けない話を書こうと思います。

Jリーグ、海外サッカー、ランニング、時事ネタなど、自分が普段楽しんでいるスポーツの楽しみ方について、ちょっと表で書けない話も含めて、4,0…

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