マガジンのカバー画像

書評まとめ

130
これまで書いた書評記事をまとめます。 photo by giovanni calderoni
運営しているクリエイター

#書評

書評「問いかけ続けるー世界最強のオールブラックスが受け継いできた15の行動規範ー」

ChatGPTに「スポーツをテーマにチームビルディングを学ぶのにおすすめの本を教えてほしい」と…

西原雄一
1か月前
15

書評「へんな会社」のつくり方-常識にとらわれない「はてな」の超オープン経営術-」

糸井重里の「インターネット的」という本にはインターネット的なものを表現する軸として「リン…

西原雄一
10か月前
9

書評「サッカー間で受ける解剖図鑑」

僕が初めて星翔太さんの試合を観に行った時に感じたのは「なんて間でボールを受けるのが上手い…

西原雄一
1年前
11

書評「アンビシャス-北海道にボールパークを創った男たち-」(鈴木 忠平)

2023年3月。北海道北広島市に新たなボールパークが誕生しました。それはエスコンフィールド北…

西原雄一
1年前
9

書評「The Book of Joe: Trying Not to Suck at Baseball and Life」

以前「The Cubs Way」という書籍に書かれていた当時シカコカブスの監督だったジョー・マドンの…

西原雄一
1年前
10

書評「学びを結果に変えるアウトプット大全」

星野リゾートの星野佳路社長のインタビューで「星野リゾートに新たに加わる社員におすすめの書…

西原雄一
1年前
45

書評「ナーゲルスマン流52の原則」

この本を読んだ感想が他の人と違いそうなので、書評を書いておこうかと思います。 本書はホッフェンハイムでのブンデスリーガ史上最年少監督としてデビューし、RBライプツィヒをクラブ初のCL 4強へと導き、そして2021年に就任したバイエルンでは悲願だった自身初のタイトルを獲得。順調にキャリアを積み上げているユリアン・ナーゲルスマンの戦術や考え方について書かれた書籍です。 多くのサッカーファンは本書を読んだとき、ナーゲルスマンの戦術や設定している原則に注目すると思うのですが、僕は

書評「キャッチ・アンド・キル」

久々に心から「凄い本を読んだぞ」と思えた1冊。 本書はNBCで調査報道を担当している記者ロー…

西原雄一
2年前
2

書評「The Cubs Way: The Zen of Building the Best Team in Baseball and Breaking t…

Numberのラグビー特集でエディー・ジョーンズが紹介していたので、手にとって読んでみました。…

西原雄一
3年前
8

書評「響きをみがく――音響設計家 豊田泰久の仕事」(石合 力)

サントリーホール、ドイツ・ハンブルクホール、ロサンゼルスのウォルト・ディズニーホールなど…

西原雄一
3年前
6

書評「心が震えるか、否か。」(香川真司)

僕は香川真司という選手は、この2010年からの10年で、日本人のサッカー選手として最も実績を残…

西原雄一
3年前
41

書評「自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書」

僕がSNSやnoteで心がけてきたことは、すべてこの本に書いてある。そう思わせてくれた本でした…

西原雄一
3年前
27

書評「バスケットボール戦術学 《1》 オフボールスクリーンをひも解く」

流通経済大学バスケットボール部ヘッドコーチの小谷究さんから献本頂きました。ありがとうござ…

西原雄一
4年前
17

書評「もしもウサギにコーチがいたら」

組織開発ファシリテーターの長尾彰さんに「目標管理制度の仕組みへの理解が深まる本で、おすすめの書籍があればぜひ教えてください」と質問したところ、「目標管理しないほうが目標達成しやすい」「目標管理の最短距離はザッソウ文化の醸成」という考え方が前提にあるといいつつ、目標管理の具体的なテクニックについて書かれた本の一つとして、おすすめ頂いたのがこの書籍。 本書は、カメとのレースに負けた、慢心のウサギを題材にしつつ、従来型の命令・指示・お説教では動かないウサギのやる気をどう引き出し、