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先に和がくることはない(diary187)

こんばんは!丹路です。
本日は土曜日の投稿です。

最近、仕事で色々と考えさせられます。
僕は3〜4年前から「個」を高めることの重要性を発信し続けています。

前職の際にインタビューした記事があったのですが、そこでも強く発信していました。


結局は誰も守ってくれないからこそ、何があっても自分を必要としてくれるように能力を高め続けること、という意味です。
だからこそ、安易に「僕の下ではこんなことが学べる」なんて言葉は信じてはいけないですし、発信してはいけないのです。

会社というのは、組織があり、細分化されチームになります。missionやvisionを達成させるために、適材適所人をアサインしてチームになります。ただし、日本の企業99%が中小企業の中で、チームの編成が大きく変わることなんてざらにあります。「あの人の下で働ける・学べる」と思っても、チーム編成が変わり離れることなんてザラにあります。
20代にどんな人に出会い刺激をもらい学べるか、とても重要にも関わらず、その発信を鵜呑みにして間違った道に進んだ、なんてことはあってはいけません(まあ間違いなんてものはなく、正解にするのも自分次第ですが)
改めて、自戒を込めて発信には気をつけたいですな。結果的に丹路の元であれば働きたい、そう思ってもらえるように自己研鑽は怠らずやっていきたいですね。

さて、本日のnoteは”先に和がくることはない”です。


以前、Facebookに1日1回、ニュースの記事に対しての感想をあげていました(今は上げていませんが、Evernoteに書き溜めています)
たまたま見返していた時に、「確かにそうだよな」と思える内容を書いていました。それに基づいた内容です。

組織の「和」は生産性に寄与しないということ

ここでいう「和」とは、人間関係がよい、単純に「仲がよい」といった意味です。どんな会社でも、「何か雰囲気あんまりよくなくて」とか、「ランチも何か楽しくなくて」などと感じられることはあるものです。
飲み会とかも無駄に多い会社もありますが、僕はそこに必要性を感じておりません。

そもそも会社は、社員が仲よくするために集まっている場所ではありません。伸びる人になりたいのであれば、この点を十分に理解し、仕事より「和」を優先しないように動く必要もあると思っています。「チームに和がないから、力を発揮できない」などというのは、ただの言い訳です。

 これまでの人生で、部活動など集団で何かの目標に向かって努力した経験のない人にはイメージしにくいかもしれませんが、集団において、その構成員の仲がよい状態は、目標達成の「前提」や「条件」ではありません。あくまでも目標達成に向けた努力の「結果」として生じるものです。

「会社」という集団であれば、成果を出すためには社員それぞれが与えられた責任を果たしながら、目標へと向かっていきます。その過程で徐々に信頼関係が生まれ、仲よくなっていくというのが正しい状態です。
「仲よくなる・ならない」の前に、与えられた責務を一生懸命に果たすこと。それこそが、社員同士が仲よくなるための最短ルートであり、逆ではありません。このような認識を持つことが大切です。

 仲が悪いわけではないけれども、一見ギスギスしているように見える職場もあります。しかし、もしその状態が、それぞれの社員が自分の責任を果たすにあたって、必要以上のコミュニケーションをとっていないというだけなのであれば、何も問題はありません。それはただ単に、「チームのメンバーが切磋琢磨している状態」です。

お互いの職責を全うしようとする過程で、真剣であればあるほど社員同士がぶつかることもあります。ですから、その切磋琢磨している状態を「ギスギスしている」といっているのなら、まったく問題はないのです。
むしろ、何もない状態の方が危ないです。

そして、ギスギスしているように見える状態のなかで仕事をしていても、組織全体がいったん目標を達成すれば、そのときにはその組織にはいままで経験したことがないような「仲のよさ」を感じられる状態が生じます。そういった組織こそが、機能的で生産性の高いチームといえるでしょう。それが結果的に得られる「仲のよさ」なのであります。
 学生時代に部活動の経験がある人なら、そのときのことを思い出してみてください。部活では、仲よくするための時間といったものは、通常まったく設けません。それでも、一緒につらい練習を乗り越えていったときに、結果的に、部活の仲間とは誰よりも仲がいい関係になったのではないでしょうか?

たとえば甲子園の常連校など強いスポーツチームでも、監督は選手たちに「仲よくしろ」という指導などしません。しかし、個々の選手が目標に向かって努力し、切磋琢磨する結果、自然とチームの絆が深まっていきます。

スポーツと会社は違うという意見もありますが、「目的をもって集合し、一人ひとりが役割・責任を全うすることで競争に勝つ」という意味では、スポーツのチームも会社も同じ組織です。会社でとるべき態度や行動についても、ある程度参考になるはずです。

このように、結果と「和」の関係では、結果が先で和は「結果のあと」にできるものです。仲のいい組織で働くことをそもそもの目的にせず、むしろ自分が結果を出すことで、チームの仲をよくすることをめざすようにしてください。

 1日の大半をすごす職場ですから、人間関係は良いほうがいい。でも、「和」で目的が達成されるわけではありませんよね。ギスギスしているように見えるのも、真剣に職責をまっとうしようとしている証拠なのかも……。自分の責任に集中し、成果を得ることで和が生まれるのだと考えるようにします。

あくまでも、働く目的を忘れずに、日々やるべきことを明確にして全うしていきたいですね。

また来週!!

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