2020年10月双葉町取材の記録(写真) その3 中間貯蔵施設と福島第一原発
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中間貯蔵施設エリアへ入域する
双葉町細谷熊ノ沢の帰還困難区域から出る。帰還困難区域には、入る時も出る時も同じゲートで、そしてどちらも警備員のチェックが必要だ。
その後、六国を隔てて東側、中間貯蔵施設エリアへ入域する。ここはここで、また警備員への身分証明書の提示が必要となる。中間貯蔵施設エリアへの入域は、その地区に土地を持っていた人か、東電と取引のある企業、そしてマスコミに限られる。出入りできるゲートも、鵜沼久江さんの場合は、ここ陣馬下交差点に限られる。非常に警備は厳重だ。
1Fの見える細谷海岸へ向かう
福島第一原発
しゃがみ込む双葉町民
原発事故後、この場所に初めて来たという双葉町のYさんは、ここに来てからずっとタバコを手放すことが出来ず、終いには押し寄せる波に背を向けてしゃがみ込んでしまった。僕はこの場所に案内したことを後悔した。
<続く>
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