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2020年10月双葉町取材の記録(写真) その1 原子力災害伝承館

「有料」とありますが、基本的に全て無料で読めます。今後の取材、制作活動のために、カンパできる方はよろしくお願いします。

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 これまで30回以上にわたり福島県浜通りを取材してきましたが、レポートを書くことが滞り、noteに掲載していない写真が多数あります。特に、2020年10月〜2023年6月までの期間は、まとまった形では発表出来ずにいました。僕のMacのHDの中で眠らせていても仕方ないので、ここに写真をどんどん掲載していきたいと思います。

 まずは2020年10月24、25日の二日間の記録から。

 この日は、映像作家の堀切さとみさん、双葉町の鵜沼久江さん、同じく双葉町のYさんとともに、鵜沼さんの運転で現地に向かいました。

24日は、まずは福島市に向かい、そこから川俣町を抜けて双葉町へ向かいました。

美しい福島の山並み。
「東京電力賠償相談窓口」。

道の駅かわまた

道中で目にする放射性廃棄物を詰めたフレコンバッグの仮置場

道中にて。
道中にて。
山中に紛れ込むフレコンバッグ仮置場。
ここも仮置場。

双葉町へ

R288は車中でも非常に高い放射線量を示す。

原子力災害伝承館に到着

 この様子は以下のページで公開しているのでご覧ください。当時は撮影禁止でしたが、ガン無視で撮影しまくりました。公益性が高いと判断したが故の行動です。

この日、伝承館を出た後は、既に解体を済ませたYさん宅の跡地を見に行きました。

 解体は済ませたものの、裏山はまだ未除染と思われ、非常に高い空間線量でした(5.0μSv/h以上)。

裏山に近付くだけで3.0μSv/hを超えた。
かつての防空壕。ここが最も線量が高い。
更地になった場所は0.3〜0.8μSv/h。除染をしても、全て汚染が取り除けるわけはない。
近くの白山神社。

双葉駅へ

双葉駅前。
双葉駅でのエピソードの一部は、
『原発の町を追われて・10年』(監督・堀切さとみ)の中で出てきます。
解体中。
雨の中のステーションプラザふたば。

この日の宿である南相馬市原町区へ

この日の宿は南相馬市原町区の作業員向けビジネスホテル。プレハブの簡素なものだった。
星空が美しい。

<続く>


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