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『木霊』

2枚とも、サイズが大きくスキャン出来ないので、個展の時のスナップショットにてご容赦ください。

個展『13YEARS AFTER ~ReConstruction FUKUSHIMA』銀座・ゆう画廊(2024年3月11日〜16日)
個展『3.11フクシマを忘れない』草加・Cafe&Galleryのんの(2024年3月27日〜31日)

左:

『木霊』

11年 私はみてきた
11年 みんな闘ってきた
11年 みんな倒れていった
まだまだ まだまだ
まだまだ まだまだ   

 2022年5月、浪江町のある家を見守ってきた樹齢約100年の大楓が伐採された。更地にして売らなければ、住まない土地に固定資産税を払い続けなければいけない。伐採費用は全て自らの負担。しかしそうしたところで、原発事故で汚染された土地に買い手はつかない。買い取って欲しいという家主の訴えに国はこう述べた。「放射能で汚染された土地は買えません」。

右:

『風に吹かれて』

11年を経て
天に昇るように
今もどこか 浪江の空を

2022年制作/1028×728mm/アクリルガッシュ/画用紙(2枚とも)

銀座、ゆう画廊にて。

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