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「奥能登でデイを仮設でつくって頂きたい」、首相「国として何ができるか、検討したい」

*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/_/
*****令和6年3月21日(木)第1189号*****

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「奥能登でデイを仮設でつくって頂きたい」、首相「国として何ができるか、検討したい」
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 今週月曜(3月18日)にあった参議院予算委員会で、質問に立った山本太郎委員(れいわ新選組代表)が、岸田文雄首相に「奥能登のコミュニティーを維持していくため、まずは『仮設』のデイサービスをつくっていただきたい」と要望した。

 山本委員の要求は、奥能登を視察した際に、地元の介護事業者から「石川県に『仮設』を求めたら『お金がないので、恒常的な施設しかつくれない』と断られた」との声を聞いたことによるもので「県が動いてくれないのなら、国でやってもらえないか」と求めた。

 また「『仮設』が難しいのであれば、どこかで物件を借りて、その賃料などを国でもっていただけないだろうか」と重ねて求めた。これに対し岸田首相は「ご指摘の件は、私は今、初めて伺った。国として具体的に何ができるか、検討したいと思う」と応じた=写真・参議院インターネット審議中継より

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