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お土産の遠慮と飲む叫喚地獄と憧れのマシンの6月

こんにちは。
20年ぶりくらいに「100万回生きたねこ」を読み返した にピです。
後半の感動ストーリーよりも、前半のねこが死んじゃう描写がダイレクトすぎて衝撃でした。手品つかいの回が特に衝撃的です。

DIYの専門商社、和気産業で会社の公式Twitterの画像や4コマ漫画を担当しています。生きてるうちに100万回読んでもらえると嬉しいです。

さ、2023年も折り返しですが、そんなことは気にせず今月だけを振り返ります。
今月は2記事書こうと思っていたのですが、中旬だけピンポイントにギャッ!!!って忙しくて書けませんでした。
2ヶ月連続で振り返りのみという情けない結果になってしまいましたが、その分誠心誠意を込めて振り返っていきます。

それでは6月のベスト3です。どうぞ〜〜

南京錠の売り場づくり(6/1)

(記事はこちら)

先月アップされたてホヤホヤの新記事がいきなり登場しました。
初登場にしていきなりトップ3入り。期待の大型新人って感じがしていいですね。

記事の内容はホームセンターの売り場の作り方。
ザックリ言うと、あの棚に何をどう置くかって誰がどうやって決めてるの?という話です。

最寄りのホームセンターの最寄りの棚を思い浮かべながら読むと楽しいと思います。贔屓のホームセンターの贔屓の棚でも可です。

この日の編集会議メモ

さ、そんな記事の中に「付加価値のある機能商品を提案している」という話が出てきます。

マニアックな機能のものとスタンダード品を並べることで双方に良い効果が生まれるそうなのですが、詳しくはネタバレになりそうなので控えておきます。
映画評論家もとい、いいものマガジンウェブ評論家として、ここは譲れません。

話を戻しましょう。

要らないことを気にしてしまうという要らない性格のせいで、私はお土産を配るのが少し苦手だったりします。
自分から配って回るやつじゃなくて、バイト先の事務所や休憩所に置いておく系のやつです。
お土産屋のレジに並んでいる時点で、「誰も手に取ってくれなかったらどうしよう」となどと要らないことを考えてしまうのです。

そんな時に、他のお土産と差のつけられる、思わず手に取ってしまいたくなるような「何か」が付いているお土産だったらそんなこと気にしなくて済むのだろうか、という思いから、
「自分が付加価値を全面に押し出したいのはお土産だ」と思うようになり、今回の大型新人4コマが爆誕しました。

箱に書かれている「木彫りのクマが認めた!しゃけしゃけまんぢゅう」という文言で、ちょっとした遊び心を満たせたのもランクインの理由の一つ。

木彫りのクマってなんであのポーズの一択なんでしょうか。
よくある木彫りのクマの中に、一個だけ付加価値のあるものを入れたら売れたりするのかな。よく見たら高級腕時計つけてるとか、シャケの刺身に醤油つけて食べようとしてるとか。

あれに関しては、みんな敢えてベタなものを求めてる可能性があるのでなんともいえませんね。

シングルレバー混合栓(6/8)

(記事はこちら)

先ほどの記事で「遊び心を満たせた」と書いていたのですが、さらによく遊べたのがこの漫画。
ベスト3入りしたのはそれだけの理由といっても過言ではありません。

「熱い・冷たい」が同じところから両方出る、という話から、最初は自販機を想像したのですが、今の時期は「あったか〜い」を置いてるところはほとんどないのでボツに。
夏でもホットコーヒーが飲める場所ということでカフェになりました。

カフェといえばおしゃれな看板。
いつかは黒板にあんなの描きたいよな、と毎回某コーヒーショップに行くたびに憧れてしまいます。
で、看板に描かれてるやつを注文しようと決心したのに、レジでメニューを見せられると途端に頭が真っ白になり、気がつけばいつも同じティーラテを握りしめています。

どうやらあの看板メニューを注文するにはかなり強い精神力が必要になるみたいです。まだまだ修行が足りません。

さらに強くならなくちゃ!

さて、そんな羨望と強さのシンボルである看板の内容をここでは何にしようかなと思い、真ん中はリアリティを見せる為に多くのメニューが書かれた文字いっぱいのものにして、両端の看板で遊ぶことにしました。

ホットかアイスか的な話なので一つずつ描こうということで、

ホットコーヒーといえばこの日の何週間か前に、
聞いていたラジオのパーソナリティーが「ホットコーヒーの蓋が閉まってなくて、飲もうとしたらこぼれて火傷した」という話をしていて印象的だったので「熱すぎるコーヒー」に決定。

猫舌の私は、ホットコーヒーを見ると八大地獄の「叫喚地獄」を思い出します。熱湯の釜で煮られるやつです。
ホットコーヒーはまさに、飲むタイプの叫喚地獄って感じです。
ちなみに、酒が絡む悪事を犯した場合はここになります。下戸で良かった…

アイス系は特に理由はなかったのですが、タピオカが流行るなら同じように「根っこの澱粉系」という括りでくずきりもいけるのでは?と考えるも、
飲むなら歯応えの強すぎない、ところてんのほうがいいかな」という謎の優しさでところてんになりました。

ちなみにところてんの味は関西が黒蜜、関東は三杯酢がメジャーなんだそう。
私は生粋の関西人なのにところてんは三杯酢派なので、飲んだら結構なダメージを受けるのでしょう。
飲むなりむせる姿が目に浮かびます。

リビングにお道具箱(6/27)

(記事はこちら)

これも「描いてて楽しかった」系です。
このnoteにたまに「地下室・地下アジト」を描くのが好き、などと書いてきましたが

実はそれと同じくらい「何かよくわからないけどデカいマシン」を描くのも好きだったりします。
メーターとかボタンとかレバーとかパイプがある感じ。

幼少期に連れられて行った鉄道博物館で運転席の模型をガチャガチャ触った記憶があるので、それが楽しかったのだと思います。
とりあえず、マシンとか運転席とかコックピットとかが好きなのです。
悲しいかな機械音痴なので操作はできないですし、詳細や仕組みはわからないですけど。

運転は毎回試験に落ちるくらい苦手

そんなわけで、描きたい気持ちはあるものの、細かさゆえにガッツが湧かなくてなかなか描けなかったものを形にできたのでベスト3入りです。

ストーリー上、電源が入っていない設定なので全体的に落ち着いた色になってしまったことを除けば結構満足のいく絵になりました。
本当はランプとかボタンが点灯する予定だったので、いつかは動いてるバージョンも登場させたいですね。

というわけで

今月の振り返りは以上になります。

思い返せば、今回含め、
「リビングにお道具箱」の記事は毎回漫画にするたびにランキング入りしている気がします。
偶然かもしれませんが、漫画の描きやすい記事なのかもしれませんね。

あ、なんか今日のは描きやすそう、なんて思いながら見てみるのも楽しいと思います。
傾向が掴めたアナタは立派な「いいものマガジンウェブ評論家」です。おめでとうございます。

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