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お返しのチョコレート

お店でスイーツが目に入ったとき、まず最初に追いかけてしまうのがチョコのスイーツ。食べるたびにこれでやめておこうと思いながら、手が止まらずついつい食べすぎてしまうのだが・・・・一口かじれば別の世界と運んでくれるそれは、まさに魅惑のスイーツ。
マイルールとして基本的にスイーツは家に置かない。見ると必ず食べてしまうからだ。1度目に入ったものなら、お菓子が私を呼んでいるような気がして、食べないといけない気持ちに駆られる。結果いつも食べすぎ、罪悪感に駆られることもしばしば。が、先日1箱3つ入りのチョコレートバーを3箱ももらった。よく見ればどれも違う味。そしてフェアトレードのチョコレート。フェアトレードとは、適正な価格で開発途上国の原料や製品を買うことで、開発途上国で働く人々の生活改善や自立を目指す貿易の仕組みのこと。フェアトレードの製品を買うことで、間接的にだがそういった活動に貢献していることになるそう。父がよくフェアトレードのチョコを食べているのを見て、フェアトレードを知り、かっこいい!私もまねしたい!と思ったのはつい最近の話。タイムリーな思わぬプレゼントに心のわくわくはとまらない。これは絶対大事に食べようと心に誓う。
3箱あるうちの1つはおうちパーティーと題しワインのお供で食べようと計画。これは、ワイン×チョコの組み合わせでちょっぴり大人で洒落たディナータイムを狙いつつも、ひとりで一気食べしないための作戦である。手元にあると食べてしまうことは目に見えているので、もらったチョコだがひと箱は開けずに彼に返却し、せっかくくれたのにごめんねと言いつつ、持っておいてもらう。
残る2つ。1つはその場で彼と一緒に味わって食べることにした。一人で大事に食べるのももちろんいいのだが、一緒に食べることで美味しさは倍増する気がする。ぱくっ。一口食べた瞬間口に広がるチョコレートの味は予想を裏切らず、やっぱり私を幸せで満たしてくれる。永遠にチョコレートは魅惑的存在であり続けるのだろうと、チョコの存在を少しうらやましく思いつつ、大事に大事に食べた。

そして最後のひと箱はいつものバックに入れ、持ち歩くことにした。いつ食べようか、どの味を食べようかとバッグに入っているチョコレートに思いを馳せる。気づけばワクワクがとまらない・・・そんなこんなであっという間に目的地に到着する。これがいつもの私の日常である。

さあ、今日も張り切っていこう。

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