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江戸バス

 2019年9月の日記、
ローカルな話題で申し訳ありませんが・・・
 
 先日の3連休は監視人殿と共に、東京だった。
日曜の朝、築地の中央区役所で印鑑証明書を取得した後、
人形町に戻ろうと区役所の玄関を出ると、
区が運営している江戸バスがポツンと止まっている。
日曜の昼過ぎ、大通りも閑散として、誰も乗っていない。
運転手も手持ち無沙汰な様子。
低床の赤いボディー、大きさは大型のワゴン車程度、
座席は10席だけ。
 
 中央区の北側と南側を回る二つのルートがあり、
ここ中央区役所前で乗換えが出来る。
止まっているバスは北ルート、回り道はするが、
人形町にも行くようだ。
 
 築地から人形町まで地下鉄なら6分ほど、
このバスに乗ると30分以上はかかりそうだが、
急いで戻る必要もなく、
中央区散策バスツアーも面白そうだし、
料金100円は格安だと、バスに乗り込む。
 
 我々の他に2人乗り込んで出発、
新富町、八丁堀から東京駅八重洲口、
呉服橋から日本橋三越、コレド室町、東京商品取引所、
幕末の処刑場跡地(吉田松陰の石碑がある)の小伝馬町、
続いて馬喰横山から浜町の明治座前を通る。
中州、箱崎エアシティーターミナル、
ロイヤルパークホテルから水天宮を経由して、
わが町人形町に到着する。
 
 途中で乗り降りする人が数人いたが、
ずっと、乗っているのは我々だけ。
区役所から50分、格安のミニツアー、
都心のそれなりの名所ポイントを巡っており、
音声案内をすれば、そのまま「はとバス」だ。

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