見出し画像

光る海1

 2019年10月の日記です。
 
 昔、吉永小百合が「光る海」を歌っていたが・・・
10月初めの土曜日、明石の海は
文字通りキラキラと光る海だった。
 
 姫路からJR新快速で東に向かい、
各駅に乗り継いで朝霧駅で降り、
瀬戸内海沿いに10分ほど歩いて、
12時に予約していたイタリアンレストランに到着。
直ぐに瀬戸内海に面したカウンター席に案内される。
 
 全面ガラス張りの向こうは一面の瀬戸内海だ。
正面数キロ先に淡路島、左上方に巨大な明石大橋、
橋の下の海は、日の光が波に反射して、キラリと光る。
淡路島を挟んで右方の海は大きく開け、遥かに水平線を望む。


瀬戸大橋と光る海

 
 定番のピザマルゲリータをオーダーしたが、
正直美味しいとは・・・言いがたい。
しかし、そんなことは気にならない、補って余りある景観だ。
食後のコーヒーを飲みながら時を忘れてひたすら海を眺める。
 
 大小の船が静かに左右に行きかい、
太陽がゆっくりと右に移動して、光る海も右に移動する。
波のキラメキが大きくなり、海一面に広がる。
偶に、大きな2羽の鳥が上空を行きかう。
海につられて心もキラキラ輝き、青春に戻った・・・
いや青春ど真ん中の気分。
 
 海を眺めている2時間余りの間に、数組の客が入れ替わり、
我々も、そろそろ席を譲ろうと退出したが、少し勿体なかった。
で、先ほど明日、日曜の昼時間を予約し、
何を食べるか・・・思慮中、

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?