そこそこ終わっている人間とメンテナンス

私には、姉がいます。鍼灸師の姉です。
子どもの頃、鍼灸師、なんていうものが身内にいる状態になるとは、思ってもみませんでした。姉も大人になってから鍼灸師を目指し始めたので、まさか自分が鍼灸師になるとは思っていなかった期間が長いでしょう。しかし、私たちはそんなことを一切気にしませんでした。私も全く想像していなかったWebライターなんていうものになってしまいましたし、そもそも父親が急に占い師になった時点で、そういう家系だと思っていたのでしょう。

鍼灸師の姉は、確かな腕を持っているので、いつも驚きます。
「そうだったの!?そこにあなたの才能あったの!?」
という気持ちに、なります。余談ですが父親の占いも当たるので、いつも驚きます。私も人を驚かすような仕事ができればいいのに、と思いますが、それは叶いません。
それはさておき姉のマッサージを受けると、背が伸びます。体感、3cmヒールを履いているくらいの伸びです。なので私は毎回とてもびっくりして、
「ねぇねぇ姉さん!伸びた!背ぇ伸びた!」
と子どものように報告してしまいます。姉は私の姉なので、
「そうか、そらよかったなぁ」
と言ってくれますが、
「身体が本来の状態に戻っただけやで」
という説明も忘れません。

メンテナンスを受けるまで背が縮んでいるのは、どうやらノートパソコンで日々仕事をしているのが大きな原因のようです。姿勢が悪くなっているのです。首、肩、背中、言われてみれば毎日どこかしらは痛い日々を送っています。
だからWebライターは、定期的にメンテナンスをしてもらうプロを見つけておいた方がいいと思います。Webライターに限らず、WebデザイナーとかWebなんちゃらかんちゃらとかの方は。
もちろん、姉とは離れて暮らしているので、本来の状態を維持できるわけがありません。もう6か月以上にもわたって、私は本来的ではない状態で生きています。それを少しでも緩和させるため、今日もヨガをしなければならないので、本日はこの辺で終了とさせていただきます。

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