見出し画像

パンの妖精がいるお店。

ご当地グルメ 南草津「パン・ド・マルシェ」
都会でも田舎でもなく、
人通りが多くもなく少なくもない場所にあるパン屋さん〜京都・滋賀方面に行く機会があれば、お店に立ち寄り味を確かめてみてください〜

画像1

【普通のおじさん】

パンの妖精(?)のようなおじさんパン職人がいるお店。

お店の近くまで行くとパンを焼く
香ばしい匂いがただよい
店内はお客さんや店員さんの活気にあふれる
素敵なパン屋さんを紹介します。

本当に小さなパン屋さんですが、
たくさんの人が働いています。

売り場が狭いのでお客さんがパンを選ぶ時間はわずかの間。
あっという間に一周できる通路を回るとレジがあり選び足りない時はもう一周します。

画像2


その短い時間にも焼き立てのパンが売り場に運ばれてきます。

パンの種類は多く、
食パン、バゲット、クロワッサン、、、
その他たくさんあります。
惣菜パンは多種多様な種類があり、所狭しと並んでいます。

売り場にある小さな窓ガラス越しにチラッと調理場が見えます。
パン焼き窯が休む間もなく働き続けているようで
調理場の中から熱気が伝わってきます。

たくさんの人が働いていますが、
その中に粉っぽい白帽子をかぶった中年のおじさんの姿が見えます。

画像3

普通のおじさんですが
よくみるとパンの妖精に見えなくもない。

きっとこの調理場の責任者である
パン職人さんのようです。


【もしかしたらパンに愛された?】

白帽子のおじさんの目と手と体は、
いつも調理場の全て把握するかのように
忙しなく動いています。

朝早く行っても夕方に行っても、
大抵このおじさんの姿が見えます。

お店の定休日は月曜日と火曜日ですが、
白帽子のおじさんはその2日間でさえも
パン作りに関連のある何かをしていそうな気がします。

このおじさんは「パンを愛する人」と言うより
「パンに愛された人」
なのかもしれないと密かに思っています。

もちろん他の職人さんも
熱心にパン作りに専念しておられます。

画像5


パンを買って帰り、待っていた家族と食べます。

その味は完成度が高い。
たくさん買ってきたつもりなのに
すぐになくなってしまいます。

食パンは冷凍保存して毎朝食べても飽きることはない味です。

特にお店で人気がある
「発芽玄米と黒米玄米の食パン」は、

しっとりと弾力のある噛みごたえで
素材以外は混じりっ気なしの清々しいまでに素直な味です。

柔らかいパンが好きな人にとっては、
ちょっとハードなパンではあります。

画像5

【パン職人おじさんの無限創造力】

種々の惣菜パンは野菜やきのこやハムや
ベーコンやチーズなどの
様々な素材の組み合わせと
小麦粉本来の力が絶妙に相まって、
一つの世界を作創り上げているような味です。
これは、時々に更新されていきます。

お店の名前は「パン・ド・マルシェ」

京都や滋賀に観光や用事で来られた時
もし時間の余裕があったら、
ぜひ立ち寄ることをお勧めします。

そして味わってみてください。

画像6


【小さくて可愛いお店】

場所を簡単に説明します。
(最寄駅から少し離れているので車で行った方が
便利かもしれません。駐車場はあります)

京都駅から琵琶湖線新快速で
4つ目に南草津という駅がある、
そこから「丸尾」というバス停までバスに乗り、
バス停からは1-2分のところです。

ずいぶん以前からお店を知っていますが
基本的に外観も店内もほとんど変化なく、
こじんまりとした可愛い洋風の建物です。

画像7


小さなパン屋さんが
これまで守り育ててこられた味を、
これからもずっと守り育てて行ってほしいと
願っている「パン・ド・マルシェ」ファンから
皆さんへのご紹介メッセージでした。




この記事が参加している募集

ご当地グルメ

おいしいお店

最後まで読んでいただきまして本当にありがとうございます。サポートいただけると励みになりますが、コメントやシェアはもっと励みになります!