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価値観の違いについて。自分の感覚を信じること。みんな尊重すること

今日書くことはタイトル通り。
わかっているようで理解しきれていない、これらのことについて感じたことがある。(もしかしたら私が鈍感すぎて気づかなかっただけでみんな気づいてた?)

価値観の違いってなんだ

バンド解散理由としてその辺によく転がっているのが
「価値観の違い」だろう。

大学生になるとサークルなるものが出現したりするが、入ってみて「ここじゃない感」を感じたりする。高校生だったら部活とかもそう。

まったりしているサークルに危険物ばりの熱量をもって入ると、人間関係も空回りしてなんともいたたまれない黒歴史を残してしまったり。

莫大なコミットメントが求められるサークルに、学業の片手間で所属しようとするとノリが悪いととらえられてしまうこともある。

この世に生をうけて20年。それこそが「価値観の違い」だということにやっと気づくことができた。

自分の違和感レーダーは裏切らない

論理的な理由をもって説明はできないけど、合わないコミュニティにいるとビンビン感じる「ここじゃない感」というのは大体当たっている。

私も何度サークルをやめたことか。なじむまでつらく感じるのか。それともただただ、人が嫌いなのか。問題は自分の方にあると思い込んでいたが、どうやら分かり合える人に出会うのには時間がかかるらしい。

今日お話しさせていただいた社会人の方は、自分に合う環境に行くまでに10年はかかったとおっしゃっていた。

入学後すぐにしっくりくるサークルを見つけようなんざおこがましい願いだった。もし、一週間とかでめちゃめちゃ価値観の合う人見つけた人がいたら、あなたはラッキーな人なので相手を大事にしてください。いやマジで。

親愛なるいとこ殿に学んだ尊重の技術

考えてみれば、価値観七割共有くらいの友達は割といる。ほとんどの場合共感できるけど、たまにこいつないわーって思う感じ。(主は性格に難あり)

じゃあ合わない価値観はどうしてやればいいのか。と思ったときに、私の知る限り最も人たらしないとこ殿を思い出した。

いとこ殿は自分の本心は恥ずかしいぐらい表現するが、人の価値観を否定しない。だからこそ、彼に関わる人は、どんな人も「こいつは信頼できる」と感じるのだと思う。

きっとそれこそが尊重だろう。自分の考えを偽らない(が、信頼してない人には自分を見せないという戦略をとる)ことと、人の価値観をそのままにしておくことで、余計な波風を立たせることなく人と付き合える。

仲間探しの冒険へ

価値観の違いについて深く考えてた時に、漫画「ワンピース」のことがふと頭に浮かんできた。

ルフィとエースとサボは仲のいい三兄弟だが、別々に海に出ることを選んでいる。これは状況もあるが、価値観が異なるそれぞれを尊重しているともとれる。

また、ルフィは仲間を探すとき、完全に価値観で選んでいるように思う。常人には理解できないほどの大きな夢を持った仲間たちとの、無謀に見える冒険。しかし本人たち誰一人として、夢を夢で終わらせる気はない。

私はすでにサークルも四つくらいやめているし、相性のいい仲間に出会えている感覚は薄い。しかしそれは、私が本当に欲しいものを求めるのを躊躇しているからかもしれない。

だってそれは生半可な覚悟では挫折してしまいそうだから。けど笑いながら一歩踏み出したい。違和感とは素直に付き合いたい。相手を尊重して自分も尊重して、ルフィのように両手で数えるほどの仲間に出会えたら素敵。


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