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最近のインフルエンサーマーケティング関連記事を見て思うこと。

こんにちは、トライバルメディアハウスの服部(@machori616)です。

いつの間にか12月突入ですね。早い!みなさんは気持ちよく年が越せそうですかーー?
ボクはというと今年の夏から、とある新規事業を立ち上げるべく毎日試行錯誤しているワケなんですが、(絶賛セールス部隊の立ち上げメンバー募集中。

なんとかいろいろとスッキリさせた状態で年越しを迎えたいキモチでいっぱいですw

さてさて、年末のタイミングということもありSNS上でますます目にするようになったインフルエンサーを起用したプロモーション。

インフルエンサーを活用したマーケティング施策の需要はこれからさらに拡大し2028年には933億円に達するともいわれています。

またインフルエンサーマーケティングに関する記事も年々増えてきていてForbesなどの経済メディアやビジネスメディアでもたびたび注目をあびることも。

そんな皆さんも注目しているインフルエンサー関連の記事で気になったものを中心にボクなりに思うことを書き残してみましたので最近のIM状況をさくっと知っておきたい方はぜひ見ていってくださいな。

■これからは投資なんですよ!インフルエンサー 活用、成功の鍵は「育成」にあり?

この記事が出たときは、まさにこれだよね!これからは!ってなった記事。

当然、マーケティング担当者や宣伝担当者は毎回施策ごとにKPIが設定され、その数字を達成すべくプロモーションを行っていくわけなんですが、そうした単発プロモーションではどうしても今日現在で効果のありそうなインフルエンサーを選定し起用していく必要がある。
(誰しもそうだと思います。)
そのことは重々理解をしたうえで海外では、全体最適を考えた場合に才能ある新進のインフルエンサーと新しい関係を育むこともより重要になってきているとのこと。
こうした取り組みが結果としてインフルエンサーたちとの契約に掛かるコストの上昇を回避できると。いわれてます。

要するに、1万フォロワーのブランドに好意的なインフルエンサー5人と長期的にリレーションシップし育成していくことで、1年後彼らがそれぞれ5万人のフォロワーをブランドコンテンツを日々あげることで成長していったら結果として5万フォロワーから25万フォロワーと5倍になるのでその際にリーチ換算ではない契約形態にしておけば結果お値段は据え置きとまではいかないもののお得になるわけですね。

さらに長期的にリレーションしているので当然そのインフルエンサーたちはブランドに対して愛着がわき、いわゆるファン-フルエンサーとなるわけです。

ブランドはインフルエンサーと協働し、さらにその先にいるオーディエンスと関係を築くことで、ブランドの好感度ならびにオーディエンスの意識変容をも高めることができるそんなことが海外では少しずつですが起こっているわけです。まさに、投資(ブランド資産運用)ですね。

とはいえ、キャンペーン時における最大公約数を意識したリーチ型のインフルエンサープロモーションも必要だと思うので、両輪で回していけるのが本当はべストですよね。

そんな海外での流れを受けて、日本のインフルエンサーマーケティング界隈でも徐々に変化が起きています。

インフルエンサーマーケティングの老舗でもあるリデル社が運営しているスピリットもインフルエンサーとより中長期的な取り組みができるプラットフォームへと大幅なリニューアルを順次おこなっていくというリリースを出していたりします。

■インフルエンサーマッチングプラットフォームの雄『SPIRIT(スピリット)』が市場成長に合わせ大幅なバージョンアップを実行!

今回のリニューアルでは特に下記あたりが個人的には◎!

B. 複数回・長期稼働案件の実施対応
C. ボーナスオプション
D. 企業フォロー 

複数回や長期稼働案件は、愛着をもっているインフルエンサーとのアンバサダー契約をしやすくするためだし、ボーナスは、やっぱり頑張ってくれた人にはプラスでお礼を払ってあげたいし、企業フォローは好きなブランドや企業の案件からインフルエンサーは取り組みたいし。と言ったように、より自然な形でインフルエンサーとお仕事をする仕様へとリニューアルがされるとのこと。

インプレッションバイイングからインフルエンサーリレーションズへ
カタカナ長いですけど、こういうことです。(弊社池田記事より)

また、サイバーバズ社でも同じく、オプティマイゼ―ションと少々コトバは固いですが、起用したインフルエンサーに対して商品やブランドへの好意度の変化などを長期的に観測していくサービスができたようで、流れ的には完全に単発から長期施策へと同じ方向にむかっている。

■サイバー・バズがインフルエンサーマーケティング最適化「IMO」サービス開始

インフルエンサーをマネジメントしている企業も徐々に思考が単発から中長期へと変化している気がする。

一方インフルエンサー側でもこうした企業との取組みに対しての動き方も変化している気がする。
やはりTOPクラスになってくると積極的にクライアント側とのコミュニケーションをとり施策を実施することを望んでいるように感じる。
そうすることで、いわゆるインフルエンサー(≒多くのフォロワー数を持つ人)ではないことを証明するかのように。(ざっくり言えば。)

インフルエンサー側も当然自分が好きなブランド、愛着がある商品はあると思うので、日頃「好きなものは好きーっ」と投稿してもらえると代理店やキャスティングする側としても見つけやすくお願いしやすくなるのでインフルエンサーの皆さんにはぜひおおいに好きなものアピールはしてほしい。

そうすることでブランドとのアンマッチが減り、深いリレーション施策が今後は増えていくと業界としては健全だなぁと思ったりもします。

下の記事は日経クロストレンドの時にセッションされていた、ゆうこすさんと和田さんのトークコンテンツ。

■ゆうこすと元美容部員 和田さん。が語る インフルエンサーを上手に動かしてPR効果を引き出すコツとは?


一部のTOPインフルエンサーはそのアカウントの編集長である。とどこかのセミナーで聞いたんですが、まさにその通りで毎月どういったコンテンツを投稿すればファンに喜んでもらえるか、有益かなどを考えているスタンスは本当にすばらしいなと。
このようなTOPインフルエンサーにPRをお願いする側はきっと柔軟な考えと寛大な心をもってお任せする。というスタンスで臨んだ方がうまくいくのでしょうね。
あっあと合わせて読んでおきたいリンクも貼っておきます。

とはいえ、ゆうこす先生は神のような存在でありなかなか案件でご一緒するのは難しい存在。インフルエンサーというよりかは別物な気がしてます。

一般的によくある事案だと予算的にもマイクロインフルエンサー30人~50人を起用した新商品プロモーション。みたいな場合が多いのでしょうか。
このような案件でもフォロワーとのエンゲージメントが高いコミュニティ力の強いインフルエンサーを起用していれば、コメント欄で、意識・態度変容、行動変容を何人か確認することはできると思います。

でも、これはあくまで頑張っても単発的な契約でインフルエンサーをマネジメントしていることになりストックではなくフローであって持続可能ではなく持続不能なんですよね。
また、前段の話しに戻ってしまいますが、このことはもうみんなが理解していることなんだけど、なかなか次の一手が見つからないというのが本音でありリデル社のスピリットやサイバーバズ社のサービスローンチだったりするわけです。

このような状況を少しでも変えていきたいという想いは我々トライバルメディアハウスでもやはりあり、ただ同じ土俵で勝負するのではなくもっと本質的に考えさらにトライバルがこれまでやってきたものを生かそう。そうしてうまれたのがファン-フルエンサーと言われている人たちを見つけだしリレーションズしていくという考え方だったりするわけです。

ちなみに、ファン-フルエンサー関連のお話の深堀りは弊社代表のnoteを読んでみてくださいね。(全部で4記事更新中です)


長くなったのでそろそろ締めたいと思いますが

こうしたファン度とインフルエンス度の両方を兼ね備えたブランドや商品ファン-フルエンサーの人たちを業界カテゴリの中からなのか、はたまたブランドの中からみつけるのか、みつけ方はいくつかあるかと思いますがその再現性の構築にボクらはチャレンジしている最中であります。

 冒頭でも紹介させていただきましたが、改めて!

現状のインフルエンサーマーケティング市場に対してインパクトのあるSaaSプロダクトを作ろうとしているので、このプロダクトを愛し一緒に世に広めていってくれるセールスチームの立ち上げメンバーを絶賛募集中です。

なんか面白そうだなー。気になるなー。という方がいましたらぜひご一報をよろしくお願いします!(まずはお茶などできればと。)

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