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にみり
2021年2月4日 07:31
夫の癌を実母に告った時、「人生、色々あって面白い」などと、けっしておもしろくない発言をした実母は、どういうわけか、今度は、「なるようにしかならない!必ず道は開ける!」などと、小学生作文の文末にありがちな、なにかの決め台詞みたいなことを言ってきた。分かってる。分かっているさ。元気づけようとしてくれてんねんな。せやけど、あなたからそんな言葉はいらんのよ。なんか素直に受け取
2021年1月29日 07:28
罹患率は男性では胃ガン、大腸ガン、肺ガンに次いで前立腺ガン。割にこの、前立腺ガンというのは多くの男性が罹患する。年齢的には60歳ごろから高齢になるにつれ、顕著に高くなる。(ガンは前立腺に限らず、どれも一般的に高齢になればリスクが増えるよな…)家族に前立腺ガンの罹患者がいれば罹患率も高くなる。(うちは息子が3人いるんだけど…)早期に発見すれば治癒することが可能…(みんなそう言う)夫
2021年1月27日 07:13
生検のため入院した近所の市立病院は、設備がない。手術は、内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチ」がある大きなところをいくつか紹介された。 ダヴィンチのロボットというのはこれ。 写真は医療法人社団 一部から引用すごいとしかいいようのないロボット。なんか怖い。夫はちゃんと年を取り、おじいちゃんになれるのだろうか…孫を抱っこできるだろうか…かっこいい女医が「私、失
2021年1月26日 04:06
『前立腺ガン』と診断されてから3日ほど経った。明後日は、娘の大学入試。学校推薦型選抜ってやつでAO入試といった方がわかりやすいかもしれない。面接や論文が重要。けして近くはない大学だ。前日から行ってホテルで一泊してから試験に挑む。なにしろ、ふゎ〜っとした娘のため、夫は車で送るという。そこで、我が家の末裔まで伝わるであろう、愚かな出来事が起きるのだ。うちを出る前、持っていくものリスト
2021年1月26日 03:47
「血、見ても大丈夫ですか?」医師に聞かれた。目の前にはステンレス製であろうか銀色の箱。中には、全摘出された前立腺が入っている。そこにそれがあるということを想像するだけで辛いのに、直視など出来るはずがない。わたしは少し離れたところで術後の医師に説明をきいた。++++++++夫が職場の検診による腫瘍マーカーでPSAが基準値を超え、2020年10月末、生検のために1日入院をした。そ