続ける50代ダイエット。バランスのとれた食事を楽しくつくって食べよう。朝食編。
2023年秋の一時帰国の三週間。どこで何を食べても全身で感じたのは、見事にバランスのとれた一食だった。最初の一週間は「足りない」「お腹がいっぱいにならない」と愕然としたのは言うまでもない。が、美味しい懐石料理やランチセットを食べながらそのうち理解したのは、一品一品の量はとてつもなく少ないけれど、全部食べ終わったとき、そこそこお腹いっぱいになってなっているはず、なっていなきゃいかん、ということだった。
胃袋がアメリカサイズに拡張してしまった….らしい。が、三週間の日本滞在の後半は、だんだん胃袋が日本の食事サイズに慣れてきた。
で。アメリカに帰国してからは、日本型胃袋サイズへ縮小作戦実施中である。
ここで。私が料理好きだということを明言しておく。なんでこんな私が独り身でいるのかと思うくらい食べさせるのも大好き。調味料もありとあらゆるものがほとんど揃っているし、冷凍室もついている大きな冷蔵庫の他に、個別の冷凍庫もある。肉全種類(牛豚鶏)とエビと白身魚と鮭は冷凍庫に常にあるし、野菜も一通り常に揃っていて、ムダなく使い切ろうという精神も旺盛である。
オンラインにレシピが溢れているこの時代に、大学生の頃に買った料理本をペラペラめくって、今になって初めて作ろうと思うレシピを探し出すこともある。私が好きなのはオレンジページ、栗原はるみ、小林カツ代、リュウジ、といったとこだろうか。白ごはん.com にも凝った時期があるし今でも参考にするが、残念ながら私にはちょっと味が薄い。クックパッドも便利だが、やっぱり素人よりも料理家のレシピのほうが美味しいと思うことが多い。
さて。ダイエット効果は食で決まる、と私は思う。ただ、先の話からいけば日本に住んでる日本人は食事の量のコントロールができてるから、これから書くことはあまり関係ないかもしれない。忙しい毎日。朝食を作る時間なんてないかもしれないし、夕食だって、あれだけ食料品売場でお惣菜が何種類も並んでいたら、家で作るときにはワンパンパスタなんてのにハマってしまうのもわかる。
ただ。自分で作ろうが、買ってこようが、バランスのとれた食事メニューということは考えなきゃいけない。私が気をつけていることを列挙しよう。
一日、一週間の中でバランスをとるのではなく、一食でバランスをとること。野菜、魚肉卵のタンパク質、ご飯パスタなどの、すぐ糖分になる単純炭水化物。果物。そうじゃなきゃ、一食一食でお腹いっぱいにならない。食事と食事の間に、おやつを暴食したら元も子もない。
朝の運動 15-20分を終えたあとの、私の朝食。
生サラダ。
レタス類、トマト、きゅうり、紫玉ねぎ、人参をベースに、ラディッシュ、大根、アボガドも。玉ねぎ、人参、大根はスライサーを使って千切り。ラディッシュときゅうりもスライサーで処理することが多い。レタス類は、Iceberg はまるで栄養価ないので、Romaine をベースに、ほうれん草などの濃い緑のグリーンミックスを混ぜる。
サラダで必ず使う野菜は、数日分をまとめてスライスしてタッパーに入れておくと楽。
ドレッシング各種。
自家製のポン酢ベース(ごま油、ポン酢、酢、醤油に、塩コショウとXO醤。酸っぱさを好みに合わせて調整。レモンやライムジュースを追加することも)。
市販のごまドレッシング。Balsamic Vinegar & Olive Oil に塩コショウ。
ポン酢だけとか、レモン醤油のときもある。
タンパク質は、卵、ハムやソーセージ(私は粗挽きに限る)。もしくは塩麹に漬けてから焼いた(蒸すのはどうも…)鶏肉。今度、スモークサーモンも試してみようと思っている。
これに、Hummus や Feta Cheese、サラダトッパーと呼ばれる種系を追加。
ヨーグルト。インド式プレーンヨーグルトを隣のパキスタン人に紹介され、Costco で売ってると知って以来、ハマっている。Greek Yogurt ほど固くなくて、舌触りがなめらかでプレーン味なのがいい。同じく Costco で買ってくる冷凍のベリー類をノセる。もちろん冷凍じゃなくてもいい。最後にグラノーラを撒き散らす。
グラノーラは、最初はスーパーに売ってる purely elizabeth. を買っていたが、こちらのコーヒーショップやベーカリーにも置いてあることが多いのでいろいろ試すことにした。ボストンのカフェで買ったのが美味しくて、追加でムスコに買ってきてもらったり。レシピもいろいろ手軽にあるから、いずれ自分で作るかも。
これらすべてを組み合わせる。
すると。朝食メニューはこんな感じになる。
これにトーストや、買ってきた大好きなクロワッサンをつけることもある。
あなた。手間かかってるって思うかもしれないけど、これだけしっかり朝食食べたら、ランチは抜いて夕方前にちょっとおやつ食べればいいくらいよ。
もしも、朝に時間をかけられないのなら、昼にすればいい。
ゆっくり噛む。繊維類と、良質な脂肪分(オリーブ油、アボガド、ナッツ種系)は満腹感をもたらす。
そして。最後に、粕谷哲のドリップコーヒーを一杯。
4:6 メソッドで美味しく淹れてたけど、なんと一投式、を発見。
コーヒー。なかなかコレという豆に出会えない。Subscription で評判のいい西海岸の珈琲店から毎月取り寄せようかと、思案中。
この朝食メニューの他に、タンパク質豊富な、Chia Seed 入り Overnight Oats と、Quinoa の朝食メニューも開発中。
朝昼晩の三食分をまとめて書くつもりだったけど、長くなっちゃったから今回は朝食編のみ。
またね。
ただただ好きで書いています。書いてお金をもらうようになったら、純粋に好きで書くのとは違ってくるのでしょうか。