見出し画像

ブラインドサッカー初体験!

みなさん、こんにちは。おかぴです。

無職マンの100日チャレンジ85日目の投稿です。

①毎日1つ心が喜ぶことをやる
⇒ブラインドサッカー初体験!⚽

②毎日1つ新しい学びを発信していく
⇒大人こそ何でも楽しんでみることが大事!

今日はタイトルにある通り、私の「ブラインドサッカー記念日」でした。
「目の見えない人は世界をどう見ているのか」という本を読んだことで初めてブラインドサッカーを知り、ググってみると地元にもチームがあるとのこと。

すぐさまHPに行き、問い合わせページから見学を申し込みました。
(余談ですが、↑の本おすすめです。私はめちゃくちゃ面白い本だと思っています。まじで。)

ブラインドサッカーのルールを知らない方はぜひ「日本ブラインドサッカー協会HP」をご覧ください。↓

見学楽しみだな、試合の様子とか見られるのかなとうっきうきで会場に着くと、「どうする?練習参加してみる?」と一言。

つい口から”え”の音が飛び出してしまいました。
まさか参加できるとは。いや、心のどこかで参加できるのかなと思っていた部分もあります。だって、上はジャージ・靴はランニングシューズで行ってますし…
ただ下はジーンズだったので、動くのに最適とは言えませんね。

誘ってもらえたからには全力でやる。そう決めて練習スタート。
まずは準備体操から。

「はい。じゃあおかぴさん、目を閉じてください。」
つい口から”え”の音が飛び出してしまいました。(2回目)

リーダーから時計回りで、体操の種類と掛け声を言っていくとのこと。あわあわしているうちに体操スタート。
「じゃあまずは屈伸やりまーす!いっちにーさんしー!」

ああ、そういうことね!とわかって何とかついていくうちに私の番が回ってきてしまいました。やっべ、考えてなかった…と焦る私。

画像1

これをやってほしかったものの、名称が出てきません。

「身体動かしてやってみていいよ」と助け船を出してくれたので助かりました。どうやら側屈というようです。

準備体操を乗り越えたら、次はウォーミングアップ。
走ったり、ジャンプしたりと激しく運動。まあまあ大変でしたが、ここは乗り切れました。まあこのくらいは…ね?

いよいよ、本格的な練習メニューの始まり。
第1弾・第2弾・第3弾と分かれています。まずは「第1弾:基礎練習」から。
ボールタッチ、トラップ、ドリブルの練習に交ぜてもらいました。

立ち止まってボールを触っている分はまだ何とかなります。でもドリブルが…ドリブルがぁ…

アイマスクをつけたとたん、ボールが消えました。目視確認できないという意味もありますが、ボールの位置がまったく把握できないんです。
音はしても、足元とボールとの距離がイマイチわかりませんし、自分がどの方向を向いているかもわかりません。

でも…おもしろいっ!視界が強制的に遮られることで、普段何気なく使っている感覚が研ぎ澄まされた感じがします。目で見ない分、耳で、身体で感じて見る。なんともおもしろい感覚です。

ドリブルリレーにも混ぜてもらい、楽しく基礎練習をおこなえました。

続いて「第2弾:シュート練習」。
①センターラインに立って、ゴールからボールを投げ入れてもらう
②トラップして反転し、キーパーの待つゴールへドリブル
③ボールをゴールにシュート!

こんな流れで練習が進みます。
基礎練習で感覚が研ぎ澄まされたからか、投げ入れられたボールの位置がなんとなくわかります。
ただ、ゴールの場所が…わからんて。わしゃ今どっちを向てるんじゃ、といった感じ。

ガイドと呼ばれる人がゴール裏で指示だしをしてくれるのですが、それでも初心者にはゴールまでの距離や、自分のいる場所、キーパーの位置などわからないことだらけ。
始める前は、こんな風にゴールを決めてやるぜ!とイキってたのですが、いざボールをトラップすると、もう頭の中がぐちゃぐちゃ。とりあえずドリブルして、ボールを前に運んで、蹴ってとしていたら自分の番が終わっていました。難しい。

あわあわしている間にレベルアップ。1人のコーチがディフェンスとして参加。初心者には立っているだけだから大丈夫、と言われたものの裏切られました。
ディフェンスの人はオフェンスに近づくときに”ボイ!”と言わなくてはならないルールがあるんです。この”ボイ!”の威圧感がすごい。人が見えないけれど、とてつもなく大きな壁の存在を感じます。

こわっ!と思ってついボールを反対に蹴ったら、明後日の方向へ。
頑張って避けても、うまくシュートを決められない。
ずーっと「むずかしっ!むずかしっ!」って言いながらやってました。

最終的に10回中1回しかゴールを決められませんでしたが、とっても楽しかったです。

そしてメインディッシュが「第3弾:パス練習」。
なんでパスがメインなの?と思うかもしれません。でもね、めっちゃムズイんですよ、パスが。

2人1組になって、2~3m離れた対面パス練習なのですが、
目で見ない=相手がどこにいるかわからない、相手との距離もわからない
距離が離れる=ボールがどこから来るか図るのが難しい

めちゃくちゃ難しいですよ、パス。まず声をはっきりしっかり出さないと、相手に場所を伝えられません。
ボールの希望を予想しないと、ボールが転がっていってしまいます。

非常に頭を使うスポーツなんだなと思いました。
パス練習もあっちに飛ばして、こっちに飛ばしてとなかなかうまくいかずに、相方にも走らせてしまいました。申し訳ない…


結論:ブラインドサッカーは頭を使うスポーツである。自分の普段使わない感覚が研ぎ澄まされて非常おもしろい。またやりたい。

みなさんも良かったら近くのチームに連絡してみてください。楽しいですよ。それではこのあたりで失礼します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?