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結婚について感じたこと|人という字は人と人が支え合って…

久々にnote。

この間大好きな友人に会ったとき、心にじんと来たことがあったので書きたくなって。

人と人の関係性の話。
結婚するってこういうことか。って思ったこと。

私の友人Mちゃん。最近結婚した。
旦那さんを選んだ理由は、
「自分が主導権を握れて楽だから」。


夫婦ではMちゃんが強い。出かける場所や食べるものは全てMちゃんが決める。家を出たあと、旦那さんから「それで、今日は俺たちどこに行くの?」と聞かれることもしばしば。笑

Mちゃんは頼もしくいつも溌剌としてて強い。この夫婦を支えているのは完全にMちゃん。そう思ってた。



ところが、Mちゃんは仕事で心が疲れてしまって、数ヶ月休職することになった。

目に見えて元気がなく、心療内科に通って、ごはんもあまり食べなくなった。
ずっと眠くて家から出れないし、人と会うのを避けるようになった。



そんな時に、あの頼りなかった旦那さんが活躍を見せた。
肩に力が入りすぎる彼女のプレッシャーを和らげ、そばで話を聞き、こんな考え方もあるよなんて教えてくれて、目線を上に引き上げてくれたそうだ。
旦那さんはMちゃんの強い強い味方なんだね。



だからMちゃんは
「どっちかが常に強い関係性なんてないんだね。その時々で入れ替わって、結局はトントンになるのかもね」
なんて言ってた。

利害関係を飛び越えて、お互いを補いながら生きるふたりは、もう新婚さんではなかった。
なんか結婚してよかったかもって笑うMちゃんは、前よりも強くなった気がする。

私は誰かに"頼りたい"ばっかりで、だれかに"頼られる"心の準備、できてるかな。
人と人は支え合って…なんて使い古されたフレーズを目の前で体感した。



身近な人が夫婦になっていくまさにその瞬間は、私の中に瑞々しく焼きついた。




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