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【読んだ】絵本 窓ぎわのトットちゃん
窓ぎわのトットちゃんの絵本版を購入したことを前回の記事で書いた。
子どもたちに読ませたい
まず何より、いわさきちひろさんの絵が素敵すぎました。
ページをめくるたびにため息がでるほど綺麗。
2冊で3,000円超えは少し高いかなと思ったけど、画集としても十分楽しめるから納得の価格でした。
ほんとになぁ、なんでこんなに可愛らしく美しいのかしら。
読書にあまり興味がない娘も「わぁーかわいいー♪」といって読み進めてました。(最初の数ページだけだったけど)
小学1年生には少し字が小さいので、最初は読み聞かせてあげたほうがいいかも。お風呂上がりに、1巻を読んであげました。
喉がつかれたので続きは明日ね、というと後ろでこっそり聞いていた息子(小5)が「おれ続き読む〜」といって2巻も読んでました。
読書好きの小5には簡単すぎたかも。
戦争の話はすくなめ
小学生で文庫本のトットちゃんを読んだとき、随所にある戦争の話に少なからず衝撃を受けました。
こんなに素敵で楽しい学校の楽しい日常に戦争が忍び寄ってきて、全て奪われていく、なんて悲しいんだろう、ひどい。と歯痒い気持ちで読んだのを覚えています。
子どもたちに「絵本を買ったよ」という話をしたときに、その時の気持ちも少し話しました。
息子は学校でも戦争に関する話を習っているので(ちいちゃんのかげおくりとか)、興味を持ってくれていたようです。
でも、絵本では戦争の描写は少なめでした。
ネタバレになりますが、最後に空襲でトモエ学園が燃えてしまうシーンが割と唐突にでてくるのです。
やっぱり小5の息子には、文庫本の方も読ませたいなと感じたところです。
細かいところがやっぱり読みたい!
自分にとって記憶に残るシーンも結構消されていたので、少し残念。
たしか、給食のときに英語の歌の替え歌で「よーくかめよ、たべものをー」という歌があったんですよ。
おとなになった今はその歌がRow ,Row ,Row your boat♪だとわかるので、もう一回読みたいな〜と思ってたけどそこはなかったです。
あと、今は関東に住んでるので、九品仏とか等々力渓谷とか出てくる地名が「大体どの辺かわかる!」というのも、楽しかったです。やっぱりもっと読みたい!
子どもの頃好きだった本を、大人になって読むっていいな。
懐かしく思い出すところもあるし、新たな発見になるところもありますね。
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