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「ココロオドル体験、スタジアムの外へ」 横浜DeNAベイスターズ岡村社長

こんにちは。COMEMOスタッフの村野です(BSテレ東「日経モーニングプラス」出演中)。

11月9日、都内で開かれた日経グローカルセミナー11月定例会に参加してきました。横浜DeNAベイスターズの岡村信悟社長が 「スポーツでヨコハマを魅力ある街に~『横浜スポーツタウン構想』掲げる横浜DeNAベイスターズの挑戦」をテーマに講演しました。

興味深い話が満載。ほんのさわりだけご紹介します。
ベイスターズの2018年の観客動員数は203万人。12年にDeNAが球団経営に参画して8年で80%増となったそうです。
取り組んできたポイントは3つ。
①コミュニティーボールパーク構想
スタジアムを開かれたスペースとすることで、野球をコミュニティーの場にしていく取り組みです。野球好きなコアファンが集まるだけでなく、家族や友人、恋人とのコミュニケーションのように活用してもらうような工夫です。横浜スタジアム前に飲食スペースを設けました。様々なスポーツイベントで見るだけでなく体験するスタジアムづくりをすすめてきました。
②野球観戦にプラスアルファの魅力
ソフト面の工夫です。スタジアムにきたら「ワクワクする」「いい一日だったなあ」という演出を企画して作ってきました。オリジナルのビールや食べ物の開発・販売もそのひとつでしょう。
③「I ☆(ラブ)YOKOHAMA」
ベイスターズは横浜のものですが、それにとどまらないようにしたいといいます。広島カープも広島市民に愛されている球団ですが、全国的にもファンが多い。「ローカルを突き詰めて普遍に転じる」(岡村社長)

岡村社長は阪急東方グループ創業者の小林一三氏やセゾングループを率いた堤清二氏を例に挙げ、「スポーツとテクノロジーで楽しい生活を提案したい」と話しました。何度もeスポーツという言葉が出てきたのが印象的でした。
講演の後半はスポーツによる横浜の街のさらなる活性化を目指している「横浜スポーツタウン構想」について、具体的なお話をいただきました。抄録は後日、日経グローカルに掲載されます。

日経グローカルの次回セミナーは2019年1月30日(水曜日)開催。
テーマは「どうする小学校の英語教育 先進都市 高崎市の取り組みは」
講師は高崎市教育長 飯野眞幸氏です。


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